歯科医院長mabo400のブログ

今日の矯正シリーズ103.00

2019/06/04
 
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7歳男子、前歯部11、クロスバイト 004441

反対咬合の一種ではあるが、下顎骨が大きいとか前方に変位しているとか、
上顎骨の劣成長とか、そんな骨格性の原因ではないようだ。

たまたま、何かの弾みで11が反対になった?

拡大装置は必要ない。単なるFKOでいけるのではないかと思った。
これが一番安いw

一番高いのはブラケット・ワイヤーだが、儲け主義の矯正歯科ではするかもしれない。患者には判らないw

ワイヤーで下顎11を内側に押し込んで、コイルワイヤーで上顎11を外側に押す。
今回はコストを極限まで下げるためにクラスプは省略してみた。
多分相場の1/4。
いつも噛み込んでおくように指示した。

舌側観

上面観

口腔内装着

99%の手抜き歯医者の本にも書いてあったが、矯正治療ができる歯医者は少なく、普通の歯科開業医が自分で矯正治療も手がけることは稀だ。地区の現状を見ても1/10以下だ。通常は外部からアルバイトの矯正専門医を月一とかで雇うことが多いが、それでは急な不具合に対応できない。それは仕方がないとは患者は言っていられない。外れたワイヤーがほっぺに刺さりご飯が食べられないw
矯正歯科は6年間の学部を出ただけでは全く身に付かない、お遊び程度の授業だからだ。矯正治療ができるようになるには、卒後最低4年の修行が必要になる。それなりの場数を踏まないとできるようにはならないが、矯正治療には時間がかかり、通常ブラケット・ワイヤー症例で2年半かかる。それなりの数をこなすには年数がかかる。そういうことだ。専門医の認定には最低でも6症例が必要になるが、その間どうやって食べていくのか?厳しい現実がある。

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