歯科医院長mabo400のブログ

今日の矯正シリーズ107.00

 
この記事を書いている人 - WRITER -

16歳男子、右下7、萌出困難(ほうしゅつこんなん)

この子は横向き寝、うつぶせ寝による全顎的な歯列不正だったが、便宜抜歯はせず、この数年拡大装置のみの低コスト矯正で改善を図ってきた。
この子は頑張る子だ。

ところが最終段階になって自力では右下7の萌出困難が改善しないことが分かった。

右下7の状態を見てみようとレントゲン写真を撮ってみると7の上に8(親知らず)が見える。表題画像。

この症例以外にも歯列不正の改善中に、8が7に被さっている症例をアップしている。多分この症例で2例目だ。
なぜこうなるのかは不明なのだが、すでに歯列不正の改善を始める前に歯胚の段階で近心に移動していたものだと思われる。先天的な位置異常というわけでもないように思う。

とりあえず8は抜くしかないので、レントゲンを撮りなおした。

浸潤麻酔をして、開窓すると8番の下に7番がちょっとだけ見える。8を抜歯しても7が自力で萌出しなければ、1つ前の106の症例のように牽引するつもりだ。


後は普通に抜歯して縫合。右上7の矯正治療中は経過観察予定。



同時に右上7の頬側傾斜の改善も図っているので、最初からの経緯を含めてシリーズ化して解析してみたいと思う。

次回は最初からの経過をアップ予定。

この記事を書いている人 - WRITER -

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。

Copyright© I歯科医院の高楊枝通信。 , 2020 All Rights Reserved.