歯科医院長mabo400のブログ

今日の矯正シリーズ111

 
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20代女性、リテーナー装着時の食いしばり癖

以下の画像を見ていただくとわかると思うが、ほっぺの裏側や舌の横や先端にも歯型が付いている。
これは常時筋肉が緊張していることを表していて、食いしばり癖があることをうかがわせる。

リテーナーとは歯列矯正が終わった後に後戻りしないように長期にわたり装着する保定装置と呼ばれるものだが、食いしばり防止の機能はない。

就眠時の食いしばり、歯ぎしり対策としてナイトガードを装着することがあるが、
その場合はリテーナーは装着できない。

リテーナーの上に被せるタイプのものはレジンで作るので硬いものだ。

シリコンの柔らかいタイプのものが欲しい時は困る。
既存のリテーナーの上に被せるものは外れやすい。

ではどうすれば良いのか?

両方の機能を持つ「ソフトタイプナイトガード付きリテーナー」を考案したので、利用していただきたい。

まずレジンでリテーナーと同じ形状の床を作り、シリコンが食いつくように穴を模型の裏まで貫通させる。
この硬いレジンはうつぶせ寝、横向き寝をした時、頭の重さで歯列が圧迫され後戻りすることを防ぐ意味があるので、必要なものだ。多くの歯列不正の原因に寝相の問題は大きく関係している。

シリコンを加熱・バキュームフォーミングして作るので、レジン床にはアンダーカットを形成して、硬化後は外れないように工夫する。石膏模型の貫通穴はバキュームフォーミングする時に必要なものだ。

口腔内装着、調整

このタイプはレジンとシリコンの間には隙間があるので、汚れやすいと思われるので、酸素系漂白剤でこまめにお手入れしてください。

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