今日の矯正シリーズ96

      2017/03/23

60代男性、左下45、ハサミ咬合(すれ違い咬合)

矯正治療は若い子だけのものではなくて、
もちろんオジンでもオバンでもできます。

ただ、歯は動かせても、関節や筋肉を動かせるわけではないので、
慣れるまで時間がかかったり、どこでも噛めるというデュアルバイトになったりします。
ま、それは実用上は問題にはならないことが多いようだ。

矯正治療前、楕円部分が噛んでいないので、
後ろの7番に過大な咬合力がかかり破折や歯周病の悪化の懸念がある。
しかも6番は欠損しているのでさらに7番は負担過重になりやすい。

ミラー画像、
右下45は舌側傾斜していて、すれ違っている。
なんとか咬合に寄与させたい。

2017/02/20
下顎にブラケットを装着して、右上4567、左上67にはミニスプリントを装着してバイトアップした。
この時左側の45は咬合していない。
上下45間に隙間を作って、ワイヤーで傾斜した左側45を起こそうというわけだ。

で、今日2017/3/21、
左下45が上顎の45とすれ違っていないことを確認し、
両側のスプリントと左上45を削合して、左側のスプリントは除去できるまで咬合高径を下げた。

右側はスプリントの代わりにCRでバイトアップして、咬合を再建した。

左下457は接着固定して後戻りを防ぐ。

ブラケットは除去して、矯正治療は一応完了した。

左側45もハサミ咬合を解消して、当初の目的を達成した。
手順を踏めば1ヶ月で終わる。

 - 今日の歯列矯正シリーズ