「寝相」が悪いと歯並びが悪くなるシリーズ6(ディープバイトの発症機序)

   

ディープバイト(過蓋咬合)の原因はまだ知られていなくて、生まれつきの骨格性と歯学部では習ったような気がします。

僕も最近まで分からなかったのですが、患者さんに問診を繰り返すうちにこれも寝相のせいだとしか思えなくなってきました。全部が全部そうだとは言えないとは思いますが、多くのディープバイトは寝相が悪く横向きやうつ伏せで寝ている時間が長いせいだろうと思います。

この機序はまだ知られていませんので、どの教科書にも書かれていないと思います。手が不自由なので辛いのですが、下手な絵で解説してみたいと思います。

1、正常な歯列は綺麗なアーチ型をしていて、上顎のアーチは外側の実線、下顎のそれは内側の破線です。

2、うつぶせ寝などをすると頭の重さで上顎のアーチは潰れ奥歯になるほど狭くなり、下顎のアーチは台形になり奥歯の幅は元々の幅より広くなります。

3、この状態では奥歯は反対咬合になるので、正常咬合になろうとすると、下顎は強制後退位になります。要するに下顎が後ろに後退し、ディープバイトになりやすいと言えます。

お分かりいただけたでしょうか?

 - 削らない・抜かない歯科治療, 今日の歯列矯正シリーズ