今日の矯正シリーズ51

      2017/03/20

12歳男子、左下7舌側転位。上下顎7番はすれ違いの「はさみ咬合」。
このままでは、上下の7番は咬合に関与しない、咬合高径の維持ができないなどの理由で、
前方の臼歯が過重負担になり、早期に虫歯、破折、歯周病などの進行により
将来的に残りの歯の寿命が短くなりますので、
今のうちにどうにかしてあげたいと思います。

MTM(小矯正)は部分的な咬合上の問題を取り除く有効な方法で、
ブラケット数を節約できるので、コストを押さえられます。
ここでお値段をいうと同業者に叩かれるので言えないくらい安いのです(うちで予防管理している子供達の特権)^^;

7番以外はT-FIXします。少なくとも反対側の3番までは。そうしないと他の歯も反対方向に振られます。
矯正治療とは相対的な力のコントロールの問題ですので。
顎骨にネジを埋め込んで、それをアンカーにする方法(インプラントとか言っています)もありますが、必要な症例は少ないです。
はっきり言って、導入してもペイできません(うちのような零細歯医者では^^;)。

で、014”を曲げてセットしていますが、これだけでは動きません。
この症例でもバイトアップのためのスプリントが必要になります。
次回にでもアップ予定。

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