自作DAコンバーター1.12
2020/11/27

DAコンバーターの入力はS/PDIF(ソニー・フィリップス・デジタル・インターフェイス)という規格になっており、これがまたいい加減な(まあ、当時はこんなものか。。と思っていたのでしょうが)プリアンブルとかいう、厳密性を欠いた信号に同期して復調する。。
これに同期する回路が音質を決めることが判っていて、なぜならPLL(フェイズ・ロック・ループ)回路というアナログ回路を使っているので、この部分で位相雑音がデジタル信号の変換タイミング時にアナログ出力信号に混入するのだ。
デジタルのくせにCDプレーヤーによって音が違うとかいうのは、こんなところにもあるのだ。
SP/DIFというの規格が曖昧なものだったからなのだが、今更感はある。もうしっかり定着しているのだから。
その音質を左右する位相雑音が極めて少ないのがBB社のDIR9001だそうで、か〜ばたさんが教えてくれたのだ。
で、今までの2段PLLのDIRと聴き比べてみようと思って検索したら、秋月電子にキットがあったので、購入してみた。
ところがTDA1451AのI2S(アイアイエス)16bitには対応しておらず、16bit出力は右詰めにしか対応していなかった。
仕方がないので右詰めをI2Sに変換する回路を別に組まなくてはいけない。
なんか面倒。。