K先生のminiDSP 5

もっと良くならないかなーー、、と思って、
いろいろやってみました。
で、いろいろ判ってきました。
OPアンプNJM2608(入手困難なのですね?アリババに6.3USDとありましたが(結構お高い)、取り扱っていないそうです)周りの電圧を当たってみると単電源ではなく、±9.8Vの2電源でした。
基板上を見ても12Vの可変型電源ICと5Vの3端子しか見当たらないのですが?
どこかに±2電圧出力のDC/DCコンバータがあるのでしょうね。
また出力のオフセット電圧も-6.0mV程度と低いものでした。
場合によっては直流カットのコンデンサーも不要かもしれません。
AK4626のDAC(デジタル・アナログ・コンバーター)は定電流出力で、データシートを誤解していたようです。
5kΩの抵抗を出力端子/グランド間につなぐと3V±0.25Vになる?ということのようです。
電流オフセットは0.6mAということになり、この電流を打ち消す逆電流を流す回路がどこかにあるのかもしれません(未確認)。
オフセット電圧-6.0mVから逆算するとOPアンプのI/V変換用の帰還抵抗が10kΩなのかもしれません。何しろチップ部品だし、多層基板で配線を追えません。確認困難ですw
#5kΩの抵抗というのも勘違いだったようで、データシートを見直しても定電流出力というのも未確認です。
アプリケーション例を見るとアナログ出力には直列にコンデンサーを入れて直流カットするとしていますので、
定電圧出力なのかもしれません。
こうしてみるとなかなか凝った?いやふつうの?設計で、オーディオ的にもちゃんとしたもののに見えます。
とりあえず簡単にDAC出力に付いている直流カットの電解コンデンサーを除去またはマシなものに交換してみました。
この電解コンデンサーNichiconのKW 25V 47μFでした。悪いとは思いませんが、電源用です。オーディオ信号が通るには心理的抵抗があります。
で、交換・除去してみました。MH-35用のDACはアンプ側に1.1kHzのHPFをSEコンで作っていますので、DAC側には不要ということでショートしました。
L-205用はKW25/47の代わりに手持ちのASC 0.68μFに交換しました。
音質は劇的にクリアになりましたが、ちょっとうるさい感じの癖が残ります。
OPアンプNJM2608の音質なのでしょうかね?
AP-700はOPA627BPに替えているので、この差ですかね??
基本的な分解能はAP-700を上回っているように聴こえますが、
どのCDを鳴らしても同じ音がするというのも困りモノw
miniDSPはfs:96kHzでAP-700の48kHzの2倍ですので、AP-700をお払い箱にできれば、ハイレゾの実験ができるのですがね。。
Comment
と00です。
Nichiconをつかっているのですね。もっと安いものあるのにね。パソコンの電源でNichiconを使っているところはないのでは。
あと、ASC 0.68μFは容量が小さすぎません?
代わりにOSコンはどうですか。
以前、コンデンサーの音比べをしたことがあります。変えても非常に微妙にしか、わかりませんでした。ASCより、OSコンはよかったような気がしました。WEのフィルムコンデンサも聞いたのですが、あまり良くなかったです。一番良かったのは、メーカーは忘れましたが、ケース入りのフィルムコンデンサーでした。
KWの用途は入力のDCカット用ですか?w
かなりの音質劣化でしたよw
入力抵抗は50kΩですから、ギリギリですかね?
もっと大きいもの手持ちがあったと思ったのですが、
探せませんでした。
ASCに限らず、ポリプロプレンは癖が少ないです。
入力に入れてもほとんど変化が判らないくらい。
OSコンは当県で作っていたので、多量に持っています。
音質は悪くないです。パスコンに使っています。
DCカット用途にはブラックゲートをよく使っていました。
どちらもディスコンになってしまいましたが。
http://mabo400dc.com/tsuredure/post-808/
http://mabo400dc.com/tsuredure/post-808/
と00です。
コンデンサの音質なんですが、主観的で個人の好みがありますので、聞き流してください。
と00です。
ところで、言いそびれていましたが、私はこの2x4HDは使っていません。私はOpenDRC-DA8というDACが8chのものを使っています。K先生の2x4HDは位相補正のために選んだのですが、今となっては、もっと拡張性のあるものを選べばよかったかです。
2x4HDはDSPは強力なんですが、DAの方はちょっと弱いですね。もうすぐI2Sがサポートされますので、拡張性も少しはまし、になります。
コミュニティーフォーラムのサイトがありますので、参考にしてください。https://www.minidsp.com/forum/index
そんな感じですね。。w
S/PDIFですか?
昔のPLLはジッタが多かったので、音質が悪かったですが、
今のICは良くなっているのでしょうかね?
昔は2段PLLとかにして、やっと聴ける感じでした。
と00です。
最近のジッタ対策ですが、私もよく分かりませんので、調べてみました。
ネットで調べてもよくわからないので、過去に河合一氏がMJに記事を書いていたのを思い出したので、調べて、みました。
MJの2015/01にSRC(サンプルレートコンバータ)の解説があり、それによると、SRCによって、S/PDIFとDAのクロックは完全に分離が出来き、ジッタフリーになるとありました。
2x4HDの詳細な構成は分かりませんが、SRCは入っているようですので、旧来のシステムに比較してジッタ特性はかなり良くなっていると想像できます。
なるほど、それは経験的にも納得できます。
後はSRCの演算精度の問題になるでしょうが、
2*4のDSPの演算精度は40bit浮動小数点と書いてありましたので、
十分なのかなと思いました。
2*4の出力にS/PDIFをつけて外部DACに送り出すと、また同期の問題でジッターが生じるのでしょうか?
と00です。
S/PDIFを外部に何本かパラに送り出すというこでしょうか?その場合は、受け側はにジッタによって、完全に同期はできないと思います。同期用のクロックが必要になるのでは。
ただ、これによる音質の差がどれくらいなるか、が問題だと思います。
と00です。
ネットで色々検索していると、こんなものが出ていいました。
Review and Measurements and miniDSP 2×4 HD DSP and DAC
https://www.audiosciencereview.com/forum/index.php?threads/review-and-measurements-and-minidsp-2×4-hd-dsp-and-dac.2674/
2x4HDの測定です。ジッタ特性も測っていますが、普段このような特性は見てないので、いいのか、分かりません。
最後の評価がありますが、全体では、まあまあのレベルで、DACはもう少しレベルを上げたほうがいいとあります。
ここのサイトは、ユーザが色々と測定して、評価しています。世界のオーディオは厳しいようです。
Topping DX7にS/PDIFで繋ぐと良さそうですね。
2*4のデータをK先生にお見せしたら、なんとおっしゃるか?
歪みに関しては0.1%が人間の検知限界でそれ以下だから良いとおっしゃるかも、
f特は0.1dBが検知限界とかおっしゃっていましたから、NGかもw
Toppingのお値段を見たらお中華製も高くなりましたねw
ともかくDSPはよくてもDAC以降がしょぼいですかね。。
と00です。
I2SがサポートされたとminiDSP社よりメールがありましたので、再度、コントール用プログラムをダウンロードしました。あとで、送ります。
I2Sって3線式のデジタル伝送の規格じゃなかったですか?
ちょっと??です。
他にもありましたっけ?
と00です。
確か、master clock が入って4本になると思います。