HITACHI HS-10000 0.00

      2018/04/16

というスピーカーは1979年頃に発売された。とても大きいと言っても畳1枚程度のもので、これだけの低音が出るスピーカーにしてはとてもコンパクトと言っても良いのだが、
またお値段も当時2本で360万円とかなり高価で、と言っても世の中には桁が違うお値段のスピーカーシステムも存在するわけで、富裕層から見たらゴミみたいなものかもしれないが、
ともかく僕も含めて発売当時、即導入しようと思う人も少なかったようで、日立の役員もそんなに売れるとも思わなかったのか、売るつもりもなかったのか、結局生産命令は5組しか出ず、それでお終いになった。
5組の内1組は補修部品となり、4組だけが世に出た。
1組はNHK技研に納入され、他の3組は民間人が購入した。
その内の1組が数奇な運命を経てwうちにやってきたのが15年ほど前。

このHS-10000は人間の可聴帯域20Hz〜20kHz(能力的には16Hz〜90kHz)を十分な音圧でカバーします。うちの無響室ではない、しかも20Hzの半波長8.5mを対角長辺でギリギリ満たす程度の広さのスピーカーハウスで(最低音は部屋の大きさによる下限?がある)、かなりフラットな周波数特性が計測できています。

http://mabo400dc.com/tsuredure/post-1027/

HS-10000を発売当時、愛知県の日立の豊川工場の試聴室で聴いた方がHS-10000(以下10000番)のとてつもない低音に圧倒され、それを忘れることができず、探しているという問い合わせが、名古屋の某テレビ局の担当の方からあり、電話取材を受けました。昨日のことです。しかも番組内でその来局されていたマニア諸氏の訪問依頼を快くお受けましたのでw、これから10000番を設置している離れ(以下スピーカーハウス)のお片づけをしようと思っています。

その電話会談でそのマニア氏の一人が、豊川工場の試聴室で実際に大砲を撃つ「1812年序曲?」という有名な管楽曲を聴いて、大砲の音が鳴った時、玉を避けるために思わずのけぞったそうで、それほどリアルなものすごい低音です。
普通の人は低音というとバスドラやベースギターのボンボン鳴っているせいぜい50Hz〜100Hzの音をお腹に響く低音だ、と思っているのですが、10000番のそれはそんなものではない。

まさにスピーカーから風が吹いてくるのを顔で感じるのです。
ちなみに風は0Hz(直流)ですw

つづくと思うw

 - オーディオ, ドクターのつれづれ。