歯科医院長mabo400のブログ

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石油ピークは06年だったとIEAが認める (6)

2017/02/26
 
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資源エネルギーのほとんどを外国に依存している日本こそ慌てないといけないはずなんだが。

自然エネルギーの利用促進、とか、
原子力利用、とか、
シェールガスが、、
メタンハイドレートが、、(最近言われなくなったね)、とか、
まだまだたくさんある石炭の利用効率を上げれば、、とか、
自分の手を動かしたことがない文系?の戯言としか思えないんだが、
なぜか日本では楽観論ばかりです。

まあ、石油がなくなれば、これらの開発どころか、維持管理すらできません。

ここへ来て、世界は騒ぎ始めていると新聞がやっと取り上げ始めました。
ニューヨークタイムズの記事を受けてのことだと思う。

—ここから引用—

http://mainichi.jp/select/opinion/ushioda/

水説:ピークは06年だった=潮田道夫

国際エネルギー機関(IEA)は先進国28カ国がメンバーで、毎年、将来の石油需給の見通しを発表している。この手の予測では、最も権威のあるリポートだ。

2010年の報告が先日発表された。びっくりするようなことが書いてある。「在来型の石油生産は今後、06年の水準である日量7000万バレルを超すことはないだろう」というのだ。

ほう、これは驚いた。IEAは昨年まで、そんなことはオクビにも出さなかった。それが在来型の石油に関する限り、すでに「ピークオイル」に突入していると、明言したのである。欧米のメディアやネットで非常な論議を呼んでいるが、日本はあまり騒いでいない。

読み方次第で「騒ぐ必要はない」と読めるのかもしれない。在来型の石油はこれから、高原状の6800万バレル台の生産にとどまるが、カナダのオイルサンド(超重質油を含む砂岩)とか米国のシェールガス(頁岩(けつがん)層に閉じこめられているガス)とかの非在来型エネルギーが増産される。だから、それを含めれば石油生産量は増加し2035年には9900万バレルに達するという。

これに関して「想定が楽観的すぎる」という声が(日本を除いて)あちこちからあがっているのである。

サウジアラビアが生産量を倍増させるという想定など「?」である。サウジにはまだ探査していない広大な地域が残っており、探せばいくらも油田がみつかるという人もいるが、どうかな。

ともあれ、在来型石油に関する限りピークオイルに突入済みと、IEAが「公認」した事実は特筆に値する。

非在来型の石油生産は値段が上がっても簡単には増やせない。たとえばオイルサンドの生産は3倍増を見込んでいるが、採掘には大量の水が必要だ。いまでさえ不足気味なのにどう確保するのか。

石油生産の不確実性が高まり、石油価格が高騰するのは既定路線になった。IEAは35年は1バレル=200ドル超と予測するが、その程度でおさまるのだろうか。

緩やかにエネルギー価格が上昇していくなら、あるいはそれに適応していくのも可能かもしれない。ほとんどの人が「まあ、なんとかなる」と思っている。ふだん「市場」をぼろくそに言っている人も「市場」機能で軟着陸できると信じているから不思議。

ベストセラー「ブラック・スワン」の著者は「私たちはどうでもいいことばかりに気をとられて」生きる存在であり「私たちには先が見えない」という。悲しいが「当たり」だろう。(専門編集委員)

毎日新聞 2010年11月17日 東京朝刊

—ニューヨークタイムズの記事はこれ—
http://green.blogs.nytimes.com/2010/11/14/is-peak-oil-behind-us/?src=twt&twt=nytimesgreen

Peak oil is not just here ― it’s behind us already.
ただ来ているのではない、もうすでに背景にある、がIEAの結論である、

米国ニューヨークタイムズ(2010年11月14日)

石油の生産ピークは?すでに過ぎて現在は下降している。
IEA(国際エネルギー機関)の2010の年次報告からNYタイムズがポイントを
以下の通り紹介している。

2006年が在来型の石油生産ピークで7000万バーレル/日で、
来るべき数十年で生産が急激に落ち込む
中国は現在世界最大の消費国だが、需要はさらに20%伸びるだろう
カナダのタールサンドや液体状の天然ガスの生産が立ち上がるが、
安定供給にはほど遠い
IEAの田中氏は「最近の出来事(メキシコ湾の石油流出事故など)が
エネルギーの将来が不確定であることを示した」と述べている
IEAの2008年の年次報告では、
在来型の石油生産は数十年は徐々に増加するとの予測であった、
しかし最近の次の25年間の予測では、
未発見の石油が在来型の生産の減少をカバーすることは、
難しい(hardly ironclad)としている

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