歯科医院長mabo400のブログ

I歯科医院の高楊枝通信。

発明塾福岡6期第4講

 
この記事を書いている人 - WRITER -

070509発明起業塾福岡第6期第4講は講義内容が多岐にわたり、
内容も量が多くかつ具体的なものでした。

ここで内容を全部ご紹介するのは困難ですが、
福岡6期の先生の講義や塾生の発表内容は本になって出版されるそうですので、
その中でご覧になることができるでしょう。
ぜひお買い求めください。
どんな内容になるのか私もわくわくです。

ここでは講義内容の基本コンセプトと具体例を1つだけご紹介するつもりです。
これだけでも量が多いかも。

講義内容の基本コンセプトは私自身もとても重要なこととだ思っているのですが、
これまでの近代文明がもう完全に行き詰まりの様相を見せているなか、

では、一体どうしたらいいの?
行き詰っているのはもうよーく分かったから、
具体的にどうやって生きていけばいいのか教えて!
食べていくための仕事はどうするの?
という素朴な疑問?願い?に対して指針を提示することだと思います。

近代文明がまだ世界中に広まっていなかった18世紀以前の生活にもどるというのは・・・
それはかなりの重労働を強いられる生活だと思いますし、
それもまた別の意味で良いかもしれませんが、
わたしもそうですが、それは、ちょっと・・・体がついていきそうもありません。

そこで「発明家の出番なのです!」

従来の発想は、産業的、大企業的、高度経済成長期的、市場原理主義的、競争社会的、グローバリズム的、、、
これらは、もうだめだよ。
第一地球環境がもたない。
では、反産業的、反大企業的、・・・反グローバリズム的発想とその実際は?

具体例として、先生は那須にあるアトリエ内に「非電化カフェ」、「オール非電化住宅」を建設中。
オール非電化住宅」は雑誌に載せるために6月完成予定。
(見学に行ってみたいです)

別の「スロービジネス・スクール」でも講義している内容だが、
田舎でスロービジネスをやって生きていきたい人は数十万人いるが、
みんなが稼げないで、結局都会に行ってしまう。

ここに起業の「テーマ」がある。
そして、
スロービジネスの商材を用意してトレーニングまでするというのが「ビジネスモデル」だ。
商材は最低20個は用意する必要があるので、
チームワークの良い福岡6期でやったらどうか?と先生よりサジェスションを受けた。

NPO福岡6期スモールビジネスを作る会」立ち上げよう!

商材は「いいこと」、「楽しくやる」ことでないと社会性がない。
しかも、30万/月欲しいから、年収1000万欲しいからと、1つの仕事で始めると、たいがいうまくいかない。
これは大企業的発想で、箱物、人員を用意して・・となるので、
どうしても商品・サービスの値段を高く設定しないといけなくなって、
売れない、寝ないで働いても3000円/月にしかならないかもしれない。
リスクが高い。
だんだん自分の意にそぐわない仕事をせざるを得なくなってくる。

ではどうするのか?

最初から1ビジネス当たり3万円/月の収入を目指す。
これならうまくいくかもしれない。
もし、30万円/月欲しいのなら、10ビジネスを同時にすればよい。

でも、1人だけで10ビジネスも手掛けることは不可能なので、
仲間を集め、チームでやる。
30人の仲間を、3人1組で10チームに分けて、
1チーム単位で専門の仕事を1つだけ持って、そのチームは専門の具体的なビジネス方法やマネージメントを考える。
1チーム3人とは、例えば家族だ。
ただ3人だけでは、人数が少なく3万円/月しか稼げないので、
残りのチームは専門チームから指導・指示を受けて働く、
こうすれば1チーム当たり、3万円/月×10=30万円/月の収入を得ることができる。

具体的なビジネスモデルだが、
「いいこと」、「すきなこと」の発想から、
自分(先生)は薪ストーブがすきなので、ここからテーマを得て、ビジネスモデルまで掘り下げた。

木は成長過程でしかCO2を吸収しない、成長が鈍くなるとCO2吸収とO2排出が同じくらいになる。山は定期的な伐採、植林が必要だ。
日本の森林のCO2吸収能力を1とすれば、ドイツ3、フィンランド6だ。

薪を得るために間伐して山の手入れをする、
計画的に伐採して、新しく植林するということは、
地球温暖化防止や山の保水能力の維持、がけ崩れの防止と「いいこと」はたくさんあるのだが、
経済性がなくなってしまっているので、だれもしようとしない。

2枚の写真

井戸

薪を採ることに経済性が出てくればよいのだが、、
これが「テーマ」だ。
では、具体的な「ビジネスモデル」にまで掘り下げるには?
最初に「なぞなぞ」を設定する。

薪のカロリーは4000kcal/kg、価格は400円/10kgだ。
石油は10000kcal/kg、100円/kg、
都市ガスも石油と同じくらいだ。
電気は発電効率が30%しかなく、これから熱を得るのはさらに資源の無駄使いで問題外。
もちろん高い。

薪はカロリー当たりの値段は石油、ガスと同じくらいだが、
すぐに火が点かない、火力の調節が難しい、すぐに火を消せないなど取扱いも面倒で、
所詮趣味のものというイメージがある。
では、半額の200円/10kgになったらどうか?
導入してもよいと考える人は出てくる。
特に一番カロリーを使う風呂にだ。
また暖房でも暖炉は燃焼効率は30%と悪いが、薪ストーブは90%と高い。

ふろがま

薪の価格を400円/10kgから200円/kgにすれば経済性がでる。
ではどうすればよいか?
これが「なぞなぞ」だ。

答えは、薪専用の山(薪山)を持つということだ。
普通は40年かけて成木にするのが前提で、1年に1/40ずつ伐採して植林するのだが、
これは固くで太い木材がよいという固定観念による。
これですら、今は経済性がなくなっている。

「薪山」と割り切れば、田舎で「いいこと」をして生きていきたい人のためのスロービジネスモデルになる。

具体的な試算は、
薪は細く、粗い方が良いので、成長の速い樹木を選ぶ。
5年で直径8cmになったら伐採する。
2平米に1本の割合で植林する。
という前提で5haの山林を「薪山」とし、
5000本/ha、
年間1000本/ha伐採、植林して維持していく。
20kg/本として、20t/ha・年となるので、
5haの「薪山」を年間1haづつ伐採、植林すると、
100t/年の収穫となる。
200円/10kgで売るとしても、
200万円の収入となり、
6人のチームで1人当たり160時間/月働くとして経費を除いて、
一人当たり約30万円/月の収入となる。
設備投資はチェーンソーだけだ。

もちろん1か月間だけの仕事なのだが、
残りは別の仕事をするという前提。

無理して、義務的にするのではなくて、

「あの山を守ろう!」
「気が向いたら薪ストーブで!」
「NPOで暇な時に薪山で働こう!」

こんな遊び感覚で行けばよい。

実際に先生は山林を手に入れて、
「薪山」がうまくいくか検証する計画だとか。

この記事を書いている人 - WRITER -

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。

Copyright© I歯科医院の高楊枝通信。 , 2007 All Rights Reserved.