歯科医院長mabo400のブログ

I歯科医院の高楊枝通信。

福島第一20km圏内、川内村から一時帰宅始まる。 (6)

2017/03/20
 
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僕が幼い頃、たぶん3歳位の時、
母の友人が広島の病院に入院しているというので、
いっしょにお見舞いに行ったことがある。

そこの廊下で、
髪も眉毛も全身の毛が全くない、
手足が細く、ひょこひょことなんとも奇妙な歩き方をする2人の人?にであった。
まるで、よくある宇宙人のような感じだ。

奇形なのだろうが、そばの母に尋ねるのもはばかられるような気まずい雰囲気に包まれた。
その時放射能が、という言葉を聞いたような気がする。

原爆から15年程経っていたと思うので、
胎内被曝なのだろうか。

詳しいことは分からないが、ときどき鮮明に記憶が蘇る。

僕が原子力は危険だ、
なにをさておいても止めるべきだと言っているのは、
たぶん、こういう体験に由来しているのだと思う。

半径20km以内の避難指示区域、警戒区域には人はいない、
屋内退避=中間地帯の30km圏内もやはりゴーストタウンになっている。
お店もほとんどなく、事実上生活できないのだ。

これでも福島第一の事故は最悪の事態には陥っていない。
メルトダウンして水蒸気爆発、原子炉建屋が跡形もなく吹き飛んで、
大きなクレーターができる。
そして大量の高濃度の放射性物質が世界中にまき散らされる。
それが福島第一だけで6基もある。

そうなれば、30km圏内が住めなくなるくらいでは済まない。
東京をすっぽり含む半径300km圏内が住めなくなるという。

原発というのは、一旦事故になれば、
土地も建物も一切の財産を失う。
下手すれば命まで取られる。
自分の命だけではない、
子孫の命にも影響を与えるのだ。

これから、実際にこういう事態が生じることが懸念される。

原発がなければ交付金で成り立っている町が維持できない、
電気は必要だ、電気をつかう豊かな?生活ができない、
だから原発が必要だ。

そんなことを言う人がいるが、

被爆が原因かどうかも判らないが、
奇形児はたくさん生まれた。
そういう事実を知らないのだろう。

原発は事故らない内に高年化で危険なものから順次廃炉にしていくしかない。
福島の悲劇を繰り返してはならないのだ。

つづく

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