福島第1原発:10年後に燃料取り出し 政府が工程表検討

      2017/03/20

ピークオイル.jpg

福島第一第1~3号機のメルトダウンした核燃料は圧力容器の底を破り、
格納容器の底に落ち、
さらに格納容器の底のコンクリートを溶かし破って、
10m程の地中でアツアツの状態で留まっているとされていますので、
周囲の地下水やさらには海に高濃度放射性物質を垂れ流し続けていると思われます。

とりあえず、原発の周り地下50mをダムで囲って、
放射性物質が海に漏れないようにしないと、
海洋資源が汚染され続けます。

そもそも、こんな状態の核燃料を取り出すことができるのか?
当然人間は近づけないので、重機ロボットの開発からせざるを得ないと思われ、
10年後から取り出す作業にとりかかる、とか無理じゃないでしょうかね?
まあ、気が遠くなる年月と資金が必要になるでしょう。

原発はずいぶん高くつきましたね。。
まあ、大爆発せず、東日本が壊滅していないだけ有り難いと思うしかありません。
(まだ、収束するまでに余震や津波でダメージを受ける可能性もあり、どうなるかわかりませんが)

今後の事故処理に数十年の年月と莫大な資金が必要になることは明らかなのですが、
表題の画像のように、年率6%前後で石油が減耗しつつあり、
10年後には石油供給量は半分になり、20年後には入手困難になるとなると、
そもそも、事故処理そのものができなくなるかもしれないのです。

マイナス経済成長になろうが、なんだろうが、なるべく速やかに廃炉解体処理をしておかないと、
石油減耗が進めば、廃炉さえ出来ず、原発は放置せざるを得なくなり、
急速に腐食が進み、放射能を環境に垂れ流す事態となるでしょう。

原発解体後に出る、また今回の事故で多量にできた放射性廃棄物は
人工堆積岩」に閉じ込めて永久地表管理をするのが最も安全でコストが安い。

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110710k0000m040121000c.html

ーー引用開始ーー

福島第1原発事故が収束後、原子炉の燃料は10年後から取り出すとの仮目標を設定するなど、廃炉を終えるまでの中長期にわたる工程表の考え方を、内閣府の原子力委員会が中心となり検討していることが9日、分かった。最終的に原子炉や建屋を解体、撤去するには数十年単位が必要としている。
中長期的考え方は原子力委のほか、経済産業省原子力安全・保安院、東京電力、メーカーなど事故に関係する組織が参加する情報交換の場で、東電による事故収束に向けた工程表とは別に検討されている。
それによると、福島第1原発1~4号機の使用済み燃料プールの燃料は2014年度から取り出し、最初の号機は16年度に終える。
一部が溶融した圧力容器の燃料は、21年度から取り出し作業を始めるのが目標。1979年に事故が起きた米スリーマイル島原発でも燃料が溶けた原子炉を廃炉にした。福島第1原発は格納容器も壊れ、注入する水が漏れる事態が続いており、技術開発や実際の作業には、より長期間が必要との見方が強い。
毎日新聞 2011年7月9日 23時25分

 - ドクターのつれづれ。, 原発