歯科医院長mabo400のブログ

大気圏内核実験によるセシウム137放出量と

2017/03/20
 
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福島第一事故によるセシウム137放出量の比較。

1965年頃まで続いた(中国の)大気圏内核実験により放出された数10京Bqのセシウム137は
成層圏まで吹き上げられたため、北半球に満遍なく拡散し、降り積もった。

CCamp 047-14-1.jpg

それに比べるとチェルノブイリや福島第一の原発事故は、より狭い範囲に高濃度のセシウム137をまき散らす。
しかも関係する放射性物質が原子炉1個と核爆弾1個を比べると、
前者の方が1000倍多いので、原発に近いところ程高濃度に汚染される。

1986年チェルノブイリ事故直後のセシウム137に汚染された玄米の分析結果によると、
大気圏内核実験由来のセシウム137が全体の96%、
チェルノブイリ由来のセシウム137は6%と少ない。

ただし、玄米から検出されたセシウム137は1.6Bq/kgでしかない。
大気圏内核実験が行われていた1960年代中頃では3Bq/kg弱だったと計算される。

CCamp 047-14.jpg

今年の東北3県の玄米に含まれるセシウム137がどの位になるか、
まだ収穫されていないので分からないが、

数Bq/kg~数10Bq/kgになる可能性は否定できない。
さすがに、暫定基準の500Bq/kgに近いものは流通しないと思われるが、
数10Bq/kgなら流通するだろう。
以下参照。
http://www.maff.go.jp/noutiku_eikyo/mhlw3.html
これは大気圏内核実験当時の数倍~数10倍になると思われるので、
この数字だけが一人歩きし始めると、風評被害が生じる。

この風評被害という言葉がどういうことなのかということはここでは論じないが、
結論から言うと食べるしかない。
少なくとも原発の電気を使い、反対運動もしなかった大人は食べるしかない。
子供はどうかというと、なるべく汚染が少ないものを選んで食べさせるしかない。

農協関係者の話によると、米どころ東北3県の米はかなりの汚染が見込まれ、
西日本の米の需要が急増し、
現実問題として、価格の高騰が避けられないだけではなく、
米が足りないことになるだろう、ということです。

まあ、慰めにもならないかもしれませんが、
玄米に含まれるのは天然の放射性物質であるカリウム40が多く、
セシウム137の影響は某グラフの黒いところです。

CCamp 048-14-2.jpg

人間はカリウム40では健康被害はないらしい、
というかセシウム137の方が3倍悪影響があるらしい。
今回の福島第一の事故で、
この黒い部分が数倍~数十倍になる可能性は否定できないが、

放射性物質は胚芽に多く含まれるので、
玄米ではなく清々米にして食べるとよいでしょう。

参考文献


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