福岡西方沖地震から (2)

6年5ヶ月が経ちましたが、
九州北部では有史以来始めてのM.7.0規模の地震だったそうで、
全く想定外でした。
九州では地震らしい地震はほとんどなく、
震度3を数年に1度経験するかしないか、
その程度です。
この時は玄海原発には損傷はなかったと報道されましたが、
心配しました。
事故を隠しているんじゃないかと。
これを契機に、ガイガーカウンターを作ったりし始めました。
この地震もこの度の東北の大震災と関係がないとはいえません。
日本列島全体の地盤にストレスが溜まっているのでしょう。
いつどこに大地震が起こっても不思議ではない状況は続いていると警戒しておく必要があります。
当時のオーディオ工作室では、
スピーカーはHS-90Fでしたが、
これは無事で、
部品棚がひっくり返った他は大した被害はありませんでした。
ただ震度5弱のゆれが30秒程続いたのを経験したのは始めてだったので、
かなりあせりました。
壁に埋め込んだHS-400が若干ズレた写真を撮っただけで、
別棟にあるHS-10000にも、バイクにも被害はありませんでした。
隣家の屋根の一部が揺れに共振したのでしょう、
破損しています。
うちには大きな被害はなかったのですが、
基礎回りに数カ所ひびが入っており、
しばらくして、水道管、圧搾空気の配管がやぶれる事態が次々と起こり、
水道を止めて井戸を掘ったり、
独立型ソーラー発電など、
災害時に備えたインフラの自給体制を構築する契機になったのは事実です。