津波の被害を免れた東海第2原発 (6)

      2017/03/20

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東奥日報の9月2日の社説「青森考」:県試算受け防波壁高く「事業者の危機感次第」

茨城県東海村の東海第2原発では、2007年の県による従来より1m高い5.72mの津波が来るという試算に基づき、
日本原電は2009年7月より、4.9mから6.1mへの防波壁のかさ上げ工事に着手した。
防波壁が完成したのは震災の半年前の2010年9月だった。
震災の時押し寄せた津波の高さは5m~5.5mだったので、
もし、日本原電が津波対策を取っていなかったら、
福島第一のように原子炉冷却機能が喪失していた可能性は否定できなかった。

東電も2008年春には高さ10mを超す津波が来襲する可能性があると評価していたが、
津波対策を怠った。
東電関係者もこうした可能性を承知していたと思うが、幹部の決断や優先順位で日本原電との差がでたのかもしれない。とある。

これはどこから見ても、福島第一の事故は東電の手抜きや過失による人災であることは否定できない。
それにもかかわらず、東電は事故で手がつけられなくなった福島第一を放置して全面撤退することを申し出たそうで、
もし放置していたらどういう事態になっていたか、想像するだけでも恐ろしい。

福島だけではない、東京を含む関東圏まで人が住めない「死の街」になるところだった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110907-00001246-yom-pol
枝野前長官「東電社長、全面撤退申し出た」
読売新聞 9月8日(木)3時2分配信
枝野幸男前官房長官は7日、読売新聞のインタビューで、東京電力福島第一原子力発電所事故後の3月15日未明、東電の清水正孝社長(当時)と電話で話した際、作業員を同原発から全面撤退させたい、との意向を伝えられたと語った。

 - ドクターのつれづれ。, 原発