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玉に魅せられた国 (7)

2017/02/26
 
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と題して、末盧館(0955-73-3673)にて12/4まで、
勾玉や銅製品の展示が行われています。

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末盧館がある菜畑は2000年以上前の縄文時代晩期から弥生時代にかけての
水田跡が2mも掘れば出てきます。
僕も30年前に発掘に参加したことがあります。

この菜畑遺跡は日本ではもっとも古い稲作遺跡と言われていて、
2000年前のこの一帯は湿地帯が広がるいわゆる瑞穂の国だったのでしょう。
というかほんの150年前まではそうだったのです。

この地方は魏志倭人伝でも有名な末盧の国(まつろのくに)とよばれていました。

この国には管玉(くだたま)、勾玉(まがたま)が多く出土し、
玉文化が縄文時代から弥生時代を通じて栄えていたことが伺われます。
材料の翡翠は糸魚川産だそうで、北陸地方と九州は交易圏だったようですね。

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これはこの国で出土した漢時代(1世紀)の方格規矩四神鏡(ほうかくきくししんきょう)とよばれる鏡で、
これが出土するということはかなり有力な「王」がいたということです。

出土した遺物から昔のことを想像するのと同じように今後の世界情勢を考えると、
また、瑞穂の国の時代に戻っていくのがよいのかもしれない、と思いますね。

もちろん、現代の知識・技術は持って行きますが。。^^;

今騒いでいるTPPはどこから見ても妖しいトラップにしかみえないので、
係わらないのが正解ですが、
アメリカが今後の世界情勢がどういうことになるとみているか分かります。

もし日本がTPPに乗ってきたら、なるべく円を吸い上げて当面の金融危機に当てる。
もし乗ってこなくても、意思表示はできる。

どういう意思表示かというと、
TPPはいわゆるアメリカ中心のブロック経済で、これが対中国ということははっきりしていますね。
米中による日本の奪い合いという構図です。
さて、日本はどちらに付くのかな?ということです。
中国は2000年前の漢の時代と本質は何も変わっていませんよ。

・・・その後はどうなるでしょうか?

アメリカは数年後に迫った石油減耗時代を視野に入れていて、
そうなれば、資源ナショナリズムが吹き荒れることは眼に見えています。

そのときアメリカはどうするか?
徐々に引きこもるはずです。
モンロー主義はアメリカの得意技、
モンロー主義もブロック経済の一種でした。
アメリカはどこまでブロック経済の範囲と考えるでしょうか?
前回は南北両アメリカ大陸でした。
日本は経済的にも人口的にも大きすぎるので、
植民地としての日本が美味しくなくなれば、
ましてや重荷になれば、
TPPというブロック経済はあっさり立ち消えになるでしょう。

その時日本はどうしますか?

日本は瑞穂の国で水資源が多いと言われていますが、
豊富な水のおかげで工業生産を伸ばす事ができました。
農業だけではないのですね。
水が無いと石油や石炭などがいくらあっても工業も農業もできないのです。
サウジアラビアやUAEを見ればお解りでしょう。

中国は水が足りないので、工業も農業も頭打ちになることが予想されています。
日本の水が欲しい、、だがどうやって入手するのか?

実は日本はたいへんな資源国なのかもしれませんね。
その水を汚染する原子力は日本の大きな負債となります。

日本には化石燃料は少ないので、
今の1/10のエネルギーで上手くやっていく省資源・省エネ社会の構築が望まれます。
僕がこの数年いろいろやってみましたが、
それはできるのではないかと思っています。

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