もみすり (2)
2017/02/26

籾摺りロール、2個以上のご注文で【送料無料】もみすりロール スピー異径N小30
お米を栽培して食べるまでの過程で精米を除いて一番労力が必要なのは、
「もみすり」と呼ばれる工程です。
もちろん、手作業でするとしてという前提でのお話です。
もみすりというのは籾から籾殻を外して玄米にするという工程のことで、
昭和初期に「籾摺りロール法?」が発明されるまでは、
前回の画像のようにひたすら棒でタタく方法が、
一般的だったようです。
江戸時代には「つちうす」という2~3人で作業するもみすり機械もあったようですが、
皆で作業唄でも唄いながら叩いて作業した方がおもしろいよね。。
みたいなノリではなかったのでしょうか?
分かりませんが、自分で作業してみた経験からの想像です。
「籾摺りロール法」というのは、
2個のゴム製のローラーを籾の幅の60%位の隙間を隔てて向き合わせ、
それぞれ回転数を変えて、隙間に籾が落ち込むような方向に回すと、
ローラーの隙間を籾が通過するときに回転数が異なるので、
殻がもまれて外れるわけです。
この機械は現在の1/10の消費エネルギーだった戦前には広く普及していました。
まあ、どうにかなるのではないでしょうか?