Power SIT の選別
2017/02/26

今日は上條信一さんのサイトにPower SITの選別方法が載っていましたので、
今回入手したSITのVgs-Vds(Id:0.362A一定)特性を実測してみました。
Idが一定なので、3極菅で謂う所のμ(ミュー)を測るということですが、
動作点付近でのVgsがなるべく一致していないと成立しない回路ですので、
選別してペアリングの必要性があります。
手持ちの部品、器具の都合で同じ条件で測定できませんでしたが、
以下のようになりました。
Id:0.362A 一定です。
2SK182E(Pd:500W) 2個、THF51(Pd:400W) 2個、2SK182VE (Pd:500W?)1個
大きく特性が外れているのが国内で入手した2SK182VEで、8000円もしたのですが、不良品かもしれません。
これが2SK183VE(Pd:500W) 8個
なんとも悩ましい特性です。
2SK180 (Pd:300W)16個
Vds:35Vのとき、Vgs:-4.0V~-8.6Vと大きくばらついています。