米 外部電源失われ原発緊急停止

      2017/03/20

あまり大きく報道されなかったようですが、
アメリカでも原発が電源喪失してベントするはめになって、
部分的にメルトしている可能性は高いというニュースです。

この時、トリチウムを含む水蒸気がベントされたようですが、
このトリチウムとは三重水素といわれ、化学的には水素ですので、
すぐに酸素と結びつき水になります。
要するに水そのものですので、フィルターとかでは取り除くことができない、
やっかいな放射性物質です。
もちろん人間を含め生物が取り込んで体の一部にしてしまいます。

問題なのは、「通常の運転でもトリチウムは蒸気などで定期的に放出されており、安全性に問題はなく、健康に影響はない」と言い訳しているところです。
まあ、言い訳になっていないわけで、
どこの原発からもトリチウムは環境に放出されていて、
安全性に問題があり、健康に影響があるということです。

ーー引用開始ーー

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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120131/t10015656851000.html

1月31日 9時51分
アメリカ中西部・イリノイ州の原子力発電所で、30日、運転中の原発の外部電源が失われ、原発が緊急停止するトラブルが起きました。原発からは、原子炉の圧力を下げるために微量の放射性物質を含む蒸気が放出されているということですが、アメリカ政府や電力会社では、健康への影響はないとしています。
緊急停止したのは、アメリカ中西部・イリノイ州にあるバイロン原子力発電所の2号機です。NRC=アメリカ原子力規制委員会や電力会社によりますと、現地時間30日午前10時すぎ、バイロン原発の2号機で外部電源が突然失われ、原発が緊急停止したということです。電力会社で調べたところ、施設内の変電所で異常が見つかったということで、2号機は現在、非常用のディーゼル発電機により冷却機能は維持されているということです。また、原子炉の圧力を下げるために、2次系の冷却水を使った装置から、蒸気の放出も行われており、蒸気の中には放射性物質のトリチウムがごくわずかに含まれているということですが、NRCと電力会社は、「通常の運転でもトリチウムは蒸気などで定期的に放出されており、安全性に問題はなく、健康に影響はない」としています。NRCによりますと、今回の緊急停止は、原発で起きるトラブルの深刻度を測る4段階の指標の中で最も低いもので、電力会社では、トラブルの原因を調べるとともに、外部電源の復旧を急いでいます。

 - ドクターのつれづれ。, 原発