80年代とは?2

      2017/04/30

80年代にはデジタル技術を始めとする基本的な技術はすでに出尽くしていて、
時代は次のステージに移ろうとしていた。
あの東芝により始まったメモリー素子の大量生産技術は、
磁気テープや磁気・光ディスクの時代から
大容量データ記録装置の小型化を進め、
急速に機器の小型化が進んだ。

現在、誰でも持っているスマホにはほとんど全ての機能が集約されている。
これは現代技術産業の終わりの始まりを意味していて、
これ以上の技術的進展は、はっきりって、無い。
というか、その必要性が無いのだ。

誰も言わないが、
折しも石油を始めとする資源エネルギーの減耗の時代が急迫していて、
大きな資源エネルギーを投入する必要性のある次世代の素粒子レベルの高エネルギー世界での技術開発はできないまま終わるだろう。

それは仕方の無いことで、諦めるしか無い。

これからは謂わば石油を食べて増え続けた人類の淘汰の時代が訪れる。
現在の日本ではその時代に備える必要性を知ってか知らずか、
急速に経済的な縮小が起こっている。

経済発展のピークがあった70年代を知らない諸君は、
生まれた時にはすでに日本の経済的状況は少しずつ悪くなっていくのを
当たり前のこととして受け入れている(受け入れざるを得ない)のだろうが、

これからは今までにはない急速な経済縮小の時代が訪れる。

今の経済政策はbefore/afterだけを見ると国富を海外の特定勢力に横流しているということなのだが、
これは、近未来の予行演習をしていると思えなくもない。

経済発展への希望に溢れていた70年代でさえ、今現在の消費エネルギーの約半分。
1/10の50年代の消費エネルギー水準に戻っても、
それなりの生活レベルを維持できることが喫緊の課題だ。

僕はそれは十分できると思っているし、ここで実践しながら確かめている。

 - オーディオ, ドクターのつれづれ。, もったいない学会