夢かうつつか、

   

パパは胃がんの摘出手術後の経過が悪く、と言っても胃がんの転移とか再発とかではなく、嘔吐感が続き、口から物が食べられず、
術後5ヶ月経過しているのに、
どんどん状態が悪化していました。
担当医も特に悪いところはないのに、原因不明と言っていました。

ところが、先ほど口腔ケアをしに病室に行ったところ、
パパが不思議なことを話始めたのです。
しかも昨日よりだいぶ意識がはっきりして、話せるようになっていたのです。

その話なのですが、昨夜いつものように吐いていると
担当医が病室にやってきて、
木の枝を寝ているベッドの布団の上にどっさり置いて、
その上に今まで使った点滴のカラや経管栄養のパックをこれまたどっさり置いたというのです。
すると、それらが段々熱くなってきて、
夢だかうつつだかわからんが、
それ以来、吐き気が止まったというのです。

その木の枝は榊(さかき)だと僕は思いましたが、どうでしょうか?
榊は神さまの依代(よりしろ)という意味です。

 - つれづれ, ドクターのつれづれ。