HS-400の平面(有限大)バッフル化

      2018/01/14

まず、無限大バッフル化というのはHS-400に限らず、すべてのスピーカーがその能力を最大限に発揮する条件として必須ということは前提条件としてここでの共通理解ということにしたいと思いますが、いかがでしょうか?
少なくとも教科書的にはその通りで、異論をまたないと思います。

ということは床にポン置きでまともな再生ができるスピーカはそもそも存在しないということです。もしできているとすればそこには色々なごまかしの策が弄されていると解釈するべきです。もしそのようなスピーカを平面バッフル化するとそのごまかしが溢れ出すと思います。

無限大バッフル化には心理的なハードルが高いことは解りますし、僕もそうでした。でもやってみればそれほどでもないです。

HS-400の無響室でのf特は発表されいるとおりで、キャビネットの回折効果そのもののf特です。

http://audio-heritage.jp/LO-D/speaker/hs-400.html

これを床置き、壁からの距離その他の条件で驚くほどデタラメなf特になり、それは聞こえます。
ラ技1975年8月号に先生の実験結果の記事があります。

HS-400を壁に収めてf特を測ってみた結果です。
壁の大きさは6.3×3.6mです。マイクロフォンの特性か?と思うほどフラットになります。

http://mabo400dc.com/tsuredure/post-2825/

回折効果の影響を減らすためにはどうすれば良いかですが、どこまでf特をフラットにしたいかを決めて、半波長の同心円以上の平面を確保すると良いと考えています。多分理論的には正確ではないと思いますので、先生のお考えをお聞かせください。

例えば1kHzまでフラットなら半径17cmですから簡単(キャビネットそのままでOK)ですが、100Hzとなると半径1.7mですからだんだん難しくなって、50Hzなら半径3.4m必要です。

もしくは発想を変えて、回折効果が聞こえないほどの近接で聞く方法もあります。それは直接音によるマスキング効果の話になろうかと思います。

では具体的に平面バッフル化する方法ですが、一般的にはHS-400の取説に書かれているように他のスピーカや家具で取り囲む方法です。
栗山さんが2017年2月号のMJ誌で発表されていました。
彼のFBで見られると思います。

僕も今まで色々と試しましたが、今回はこんな感じです。

http://mabo400dc.com/category/tsuredure/audio/page/8/

バッフルの鳴き(共振)を抑えないと音が濁りますので、裏面に棚を作りつけ雑誌を壁面に接触させて制振しています。
コンコンがコツコツになります。

http://mabo400dc.com/tsuredure/post-20238/

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