HS-400定電流駆動第2システム3

   

デジタルチャンデバRoland AP-700はそのままでは音が悪すぎて使えないので若干の改造が必要になる。

アナログ出力部分の回路図ですが、
DAコンバータPCM1702の電流出力はNE5532の反転入力回路でI/V変換されている。
その後はNE5532によるGIC型2次のLPF(ローパスフィルター)を通して、
NE5532によりシングル・バランス変換されている。

このシングル・バランス変換回路はプロ用機器には必須のものだが、今回は必要ないどころか音質を損なう元なので、バイパスした。
OPアンプを2つ使うバランス回路自体が悪いのではなく、2次のアクティブ型LPFを兼ねているのが良くない。なぜだか解らないがこのアクティブ型LPF回路は非常に音が悪い。

それに比べるとGIC型の音質は良いというか劣化が少ない。デジタルフィルターのなかった初期のCDプレーヤやデジタルレコーダーのアナログフィルターにはこれを何段も組み込んだディスクリートICがよく使われていた。考えてみると下手なデジタルフィルターよりも音が良かったようにも思う。

また巷ではNE5532の音質は良いと言われるが、残念ながら嘘だ。HS-400やHS-10000で聴くとおかしな癖を持つ音に聞こえる。ザラザラした砂を噛むような嫌な音だ。HS-400はパーツの音が瞬時に判別できる。

NE5532はGICに使うと好結果を得るがI/V変換回路には不向きだ。OPA2604に交換したが、このDual OPampは音質は良いと思うが、オフセットが大きいのでCでDCカットしないとDC漏れでスピーカを壊す恐れがある。

OP627×2を無理やり8pinDIP化したものに交換しようと思う。

http://mabo400dc.com/tsuredure/post-3263/

これが基盤の表の部分

これが裏面

デジタル回路を色々いじってきたが、ハイレゾの音がなぜ良いのか?という理由もなんとなく分かる。
それは急峻なLPFが必要ではないからだ。

別にデータ量が多いから音が良いというのではない。ほとんどのオーディオマニア諸氏は実際に自分で回路をいじってみたことはなく、単純にメーカーの宣伝に乗せられているだけなのだと思う。

またサンプリング周波数だけではなく、分解能(bit数)も関係ない。同じ音源の8bitと16bitを聞き比べても違いが判る人はいない。違いは音ではなく、高域ノイズが多いか少ないかに注目しないと判らない。
16bitと24bitの違いなど判るはずがない。ノイズなどツィータに耳を擦り付けても聞こえないはずだ。

ハイレゾ機器のICの入/出力にこのアクティブ型LPFが付いている製品はパスしようw

 - オーディオ, ドクターのつれづれ。