HS-400定電流駆動第2システム4

   

磁気歪みという現象がオーディオ領域では昔から話題になっていて、
これは磁性体に電流を流すと変形するというやつではなく、
磁性体独特の歪みが聞こえるというものです。

僕も70年代に自作を始めた頃に気がついて、鉄などの磁性体が入ったリード線をなるべく使わないようにしていました。
それだけではなく、実際に回路に磁性体が使われていなくても、近くに磁性体があるだけで、独特の音が聞こえるのです。
例えば、鉄製のケースに基盤を収めるととても悲惨な音になる経験をしたことがあります。
大きなケースではなく、かっこいい薄型のケースに収めた時に経験しました。

ネット上でざっと調べてみたところ、この現象は認められているが、そのメカニズムは知られていないということのようです。
まだまだ未知の現象はあるようですねw

僕が勝手に考えているメカニズムは磁性体のヒステリシス特性によるものではないかということです。
まあ、音もヒステリックな音になるので、なんとなく似ているのかとw
冗談ですが。

この磁性体のヒステリシス現象は色々なサイトで解説してありますので、省略しますが、

外部から磁化させると、逆に磁化させても同じ経路を辿らないということです。
残留磁気があるということですが、こんな感じです。

ま、これが歪みの原因ではないかと思うわけです。
磁性材料のリード線に音楽信号を流すと、右ネジの法則で磁界が発生しますが、磁界が反転するときに経路が違うので、リード線には真の信号とは異なる電流が発生するということです。これが歪みとして聞こえる。多分静特性では検出できない歪みだと思います。

で、対策ですが、磁性材料は極力使わないことはもちろんですが、ケースにはヒステリシス特性により発生した電磁誘導電流をショートすれば良い?という仮説に基づき、

銅やアルミ板を金属ケースの内側に貼るとOKでは?と思って貼りました。

左が銅板、右がアルミシート。
粘着材付きをホームセンターで買いました。

今更こんなことを言うのもなんですが、AP-700のケースにアルミシートを貼っても音は変わりませんでしたw

 - オーディオ, ドクターのつれづれ。