歯科医院長mabo400のブログ

I歯科医院の高楊枝通信。

朝ごはん。

2017/02/26
 
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こんにちは、食べ物担当かずえです。
写真はある休日の、うちの朝ごはんです。

歯医者の家は清廉潔白、砂糖なんか絶対食べないに違いない!

なんて思っておられる方は、まさか居られませんよね?
居られたらごめんなさい。私、甘党です。雫

それでも歯医者ですから、虫歯にならないように食べるテクニックは多少あります。
現在の虫歯の常識に基づくならば

★糖濃度の高い食品の摂取は少なめに。
★飲食の時間的な間隔を3時間以上あける。(就寝前の飲食はしない。)
★そこそこ歯磨きができていること。
★食べたら重曹うがいで歯の脱灰時間(=歯が溶ける量)をコントロールする。

といったところでしょうか。
院長が言うように、ウ蝕の成立が微生物腐食によるものであるとするならば
甘いもの(=お砂糖) とウ蝕の関係は少々意味合いが変わってくるのかもしれません。

従来、虫歯菌が出す酸で歯が溶ける、バイキンの餌として砂糖は非常に効率よく酸に変わる。
よってお砂糖は控えめに、ということだったのですが。

実際、微生物が出す酸だけでは、滅多なことでは歯は溶けないということを
私たちは試験管内では確認しています。

それでも、プラーク内にミュータンス菌が含まれている時、
砂糖は確実にプラークが歯にへばりつく、
またはバイキン同志がスクラムを組むための接着剤の原料となりますから
バイオフィルムの性状をコントロールするという意味ではやはり
お砂糖は控えめに、ということになりそうです。

控えるのがお嫌なら、お砂糖の代わりにキシリトールを使うという手もあります。
半分だけキシリトールとかいうのはダメですよ、
1回の飲食分全て、思い切ってキシリトールだけにしましょう。

歯の表面には細かい凸凹がたくさんあるわけですが、凸凹の谷底にあたる部分には
相当頑張っても歯ブラシの毛は入りません。太すぎるのです。
そういう、狭い谷底にも細菌は入り込んでいますから
歯の表面には絶対に磨けない場所が存在することになります。

ここはどうしましょうか?
時間が薬となります。再石灰化に必要な時間を確保することです。
重曹うがいで積極的に酸を中和して、後はじっと待つ。3時間。

虫歯予防のためには食べてはいけないものがあるわけではないと考えています。
ただ、食べてはいけないタイミングはあります。

『今、食べていいのか?』をチェックする習慣が大切です。

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