次の文明に持っていくべきスピーカ (2)

      2017/02/26

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毎度おなじみラジオ技術1990年5~6月号からの転載の河村先生の多重駆動スピーカの図ですが、
なぜこれが重要か?
というと、この図にはいろんなことが描かれているからです。

スピーカの理想にpistonic mortion(日本語ではピストン・モーション、こちらがオリジナル?)というのがありまして、
少なくとも人間の可聴帯域(20Hz〜20kHz)ではスピーカの振動板はあたかもピストンのように動かないとスピーカとしては固有の癖のある音になるというものがあります。

まあ、この固有の癖がありとあらゆる音楽に被さるわけで、ぼくはとても気になるわけです。
一般にはこの固有の癖のある音というのは、聴いてみて気持ちが良ければ、それも良かろう。。
と許容されている向きがほとんどなのですが、
それはピストン・モーションの音を聴いたことがないからです。
べつにピストン・モーションのスピーカで聴いてみたところで、
どんなソースでも気持ちのよい音になるわけではありません。
悪いソースは悪いようにそのまま、良いソースは良いようにそのままに再生されるだけです。

しかし、ピストン・モーションスピーカというのは、河村先生のところで開発されたスピーカ以外は世の中に出ていませんので、聴いた事もない人が大多数です。
しかし、その中でもHS-400は1975以降に15,000台だか15,000組だか製造されているそうで、
今でも入手は比較的容易です。
是非、聴いてみられることをお薦めします。

たぶん天地がひっくりかえるような衝撃を受けるはずです^^;

つづく

 - オーディオ, ドクターのつれづれ。