歯科医院長mabo400のブログ

スピーカ設計には(37)

2017/02/26
 
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今日は、スピーカシミュレータがなかなか進まないのを見かねて、
河村先生が来られました。

さすがにアドバイスが的確で、一挙に進みました。

ボイスコイル熱時定数シミュレータのRMS/DCコンバータ〜CR積分回路〜ピークホールド回路のオフセットの調整のとき、
Cを付けないでRのみで調整した後、Cを付けると、出力の電圧が降下する現象をどのように取り扱ってよいものか分からなかったのですが、
理論が完全に解ったわけではありませんが、このまま校正しても問題はないことが分かりました。

最初にCのDCRによるリークが原因かどうか、CRだけの積分回路に乾電池を接続して電圧が飽和するかどうか調べました。
入力抵抗が10MΩのDMMを接続すると、最初はほとんど入力電圧と同じ電圧が、DMMをつないだ瞬間から電圧が降下して止まりますので、先の現象もピークホールド回路の入力OPアンプの入力抵抗の影響で、電圧降下していると断定しました。しかし、Cの銘柄や容量で降下電圧が異なるのは説明しにくいのです。数十μFの大きめのCでは電圧降下が大きく、220pFのSEコンでは電圧降下が少ないのです。次段のOPアンプの入力Zの影響で電圧降下しているのなら、容量や銘柄に左右されないと思うのですが、そうでもないのです。

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オシロで出力波形を観察すると、ひげ状のパルス性のノイズが見えます。
これがOPアンプの入力抵抗をデータシートではギガオームの入力抵抗値がメガオーム台に見えるのは、
このパルス性のノイズでOPアンプの入力の保護ダイオードが一瞬ON状態になり、見かけのZが下がるのかもしれません。小容量のSEコンはマイカですので、パルス上のひげを吸収するのかもしれませんが、大きな容量のフィルムコンにマイカコンをパラ接続して試していませんので、まだ仮説に過ぎません。

他の銘柄のOPアンプでも試してみましたが、それぞれ降下電圧が異なるので、やはりOPアンプの銘柄固有の問題のようです。よって銘柄を統一して校正すればよいと判断しました。

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