HS-400の定電流駆動その14

      2017/02/26

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もう4年近く進んでいないHS-400の定電流駆動シリーズですが、
このプロジェクトにはいろんな枝葉があって、
ディスクリートロジック回路で24bitDACを作ろうという無謀な試みがあったり(タイミングが合わずヘンな波形やノイズが出て未だ完成せず)、
デジタルイコライザーをローランドのAP-700 2台からDCX2496に交換する試みだったり、
HS-400の定電圧駆動と定電圧駆動の瞬時切り替え試聴だったり、
YAMAHA B-1と自作6C33Cp-p OTLアンプとの鳴き合わせだったりしたわけです。

http://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/201002180001/

でも、そもそもの始まりは、
HS-10000と定電流駆動HS-400は同一平面バッフルに並べて設置していたのですが、
ひょんなことでHS-5000のツィータが片方飛んでいるというペアをオークションでだれも入札しなかったのを捨て値でゲットしたことからです。
このHS-5000はツィータが片方とんでいるだけではなく、片方のミッドレンジのヴォイスコイルが傾いて振動板と接着されていて磁気ギャップに擦って雑音が出るという不具合もありました。これらの不具合はウーファ以外のユニットが共通のHS-90Fを1本もっていましたので、ユニットを正常品に交換して使えるようになりました。
このHS-5000の設置場所がなかったので、HS-400を撤去し、その代りにHS-10000と並べることにしたのです。
ちなみにHS-5000をHS-10000と切り替え試聴してみると、低域の伸びの違いというよりは音色が異なるように感じました。
原因はまだ特定するに至ってはいません。

このHS-5000に追い出されたHS-400定電流駆動システムは母屋に引っ越したものの、受験生の出現その他の理由で鳴らす事ができず、放置状態が続きました。

それなら近くに実家があるので、そこに引っ越そうということになって、今日はその設置作業をしました。
じつは33年前この部屋でHS-400を鳴らしていたのですが、弟が亡くなるまではとても良い音で鳴っていました。
1年足らずの間ですが。
彼の葬式の時に一時的に撤去して、もう一度同じように組み立てたのですが、
元の音に戻る事はありませんでした。不思議なことがあるものです。
今回はその時の音を再現しようという意図もあります。

この実家の応接間は土壁の在来工法で作られていますので、空気は漏れ放題です。
要するにすき間が多くて冬は寒いということですが、
音響的には低域に関しては非常に大きな空間ということですので、伸び伸びした音が出るはずです。

HS-400は平面バッフル化すなわち壁埋め込み設置がデフォルトで、適当に置いても良い音では鳴りません。
単独設置では低音が出ず、高音が勝った音です。
まあ、簡易的な方法ですが、引違い戸の間に挿んでそれらしくしてみようかと思って、ぴったり収まるように台を作りました。
材料はt:11mmのカラードコンパネとt:30mmの杉板をホームセンターでカットしてもらって、木工用ボンドとビスでH型に組み立てました。それが表題の画像です。

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スピーカ周りはガラス戸なので、共振しまくると思います。オシレータをつないで鳴らしながら、共振を1つづつガムテープを貼ったりしながらつぶす作業が必要になりますが、それは定電流駆動アンプその他をつなぎ込んでシステムの正常動作を確認してからになります。
HS-400の上に乗せている箱はやはり後ろ向きのHS-400です。
今日はここまでです。

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