生録遍歴シリーズその6
2017/02/26

右のSONY TCD-D10PROIIは90年頃発売のDATで、
左の80年頃発売のカセットデンスケSONY TC-D5Mとよく似たデザインです。
この機種は最近ゲットしたもので、定価35万円とかで、
発売当時は買えませんでした。
PCMレコーダ(デジタル録音機)の詳細が解ったのは、
1976年10月号の早稲田大学の山崎芳男先生のゼミによる製作記事でした。
市販のVTRと組み合わせて使うPCMアダプターで、
ビデオ信号への変調/復調回路、パリティチェック、FIFOなど、
後の技術は全て盛り込まれたものでした。
翌77年には世界初のPCMアダプターSONY PCM-1が発売されています。
デジタル録音機については、こちらを参照されてください。