HS-1500続き31 (15)

      2017/02/26

IMG_1239.JPG

1970年代前半の頃だと思いますが、
河村先生がHS-1500のウーファL-301とHS-400のツィータMH-35で2WAYを組んで、
第二ヴァイオリン首席のウィルヘルム・ヒューブナー氏にお聴かせしたことがあったそうで、
その時の氏の感想が、3WAYのHS-1500よりも正確な音だという評価だったそうです。

確かに、
以前HS-10000とHS-400を並べて聴いていたときに、

6a1f8764ae9fb85d685e9bf248e4b380c8d268ab.13.2.9.2.jpg

HS-400の方が低域以外は勝っているという印象を持ちました。

HS-10000のf特、
ユニット数が多い為か、少し離れると干渉で高域の減衰が早い。

img2eaee5ddzikczj.jpg

同距離でのHS-400のf特、ユニット数は少ない方が干渉が少ないためか、音のキレは良いと感じる。
低域の乱れは部屋の影響。

img6a35b537zik3zj.jpg

今回の構想では、HS-1500のツィータH-35Hは使わずに、HS-400のツィータMH-35を使う予定で、
プラダン上にユニットを同心円状に並べて写真を撮ってみました。
ミッドレンジのM-60はそのままで、左隣がHS-35を取り付ける場所です。
表題画像参照

同心円状にユニットを並べる意味はその円の中心にマイクを置いてf特を測ると、
各ユニットとマイク間距離が同じになり、干渉によるf特の乱れが最小になるからです。
実際にHS-5000での直線配置と同心円配置では後者の方が音が良いと思いました。

今回はM-60は使わずに、L-301(fh:1620Hz)とMH-35を700Hzでクロスオーバさせて聴いてみるつもりです。
HS-10000に匹敵する低域再生能力を持つL-301とスピーカ史上最も広帯域なMH-35のコンビは、
もしかしたら史上もっとも正確かつ音の良いスピーカシステムになるかもしれません。

L-301の後面開放でのf特

2bf05bc5ab9b304042d0b59b01cefbdf7d63d74d.13.2.9.2.jpg

L-301の諸元で、ラ技1973年11月号からの転載です。
fo:15Hz
Qo:0.3
fh:1620Hz
Qh:12
・・・

IMG_1234 のコピー.JPG

同インピーダンス特性
IMG_1235.JPG

同JIS箱f特
IMG_1236.JPG

 - オーディオ, ドクターのつれづれ。