東京原発

      2017/03/21


役所広司主演!戦慄のパニック・エンターテインメント!■東京原発■

このところ連休が多いですね、これも日本人を働かせまいとする外資族の陰謀だそうです。
とりあえず、ヒマで子供達も煮詰まっていますので、
買ったまま、ず~っと観ていなかった「東京原発」を観てみました。
役所広司演ずる天馬都知事、思いつきで行動するという某都知事に似た?性格の役どころ、
なんだかすごいです。
基本的にはトラックと都庁の会議室しか出てこないチープな日本映画なんですが、
なぜか、子供たちにはオオウケ、、
子供にカージャックされたMOX燃料を積んだトラックが都庁に突っ込む、、というサスペンスあり、でけっこう見せます。

いちおう、これを観れば原発とはどういうものか解るようになっています。

確かに原発が安全なものなら、新宿中央公園や日比谷公園にでも作って、
東京都民が使う電力をまかない。
通常は温排水として捨ててしまう残り7割の熱はもったいないので、
2次冷却水は都内の全世帯に循環させて冷暖房に使おう、、とても合理的です。
究極のコジェネレーション・システムということで、
昔、このアイディアは通産省が検討していたそうです。

結局、なにが危険なのかというと、
ウランを燃やすとプルトニウムが出来て、
そのプルトニウムが危険なわけです。

プルトニウム1gは年間最大許容被曝線量の18億人分。

これが含まれた捨てるに捨てられない核廃棄物は
毎年1000トンも原発の冷却用プールにたまり続ける。
再処理しても減るわけではない。

無害になるまで、数100万年管理しないといけない。

・・まあ、そんなことは無理です

実はあまり知られていませんが、この問題を解決する方法があるんです。
トリウムを熔融塩炉で燃やす方式です。

危険なことに変わりはないのですが、
無害になるまでの管理は数100年ですみます。

原発、やるならこっちにしてください!

トリウム熔融塩炉のメリットは以下のとおり、
ヒマなご興味のある方はお読みください。

一.トリウムを利用するが埋蔵量はウランの三倍で、遍在し独占されない。
二.固体でなく液体核燃料を使うため、重大事故は原理的に起きえない(暴走やメルトダウンの心配が無い)。
三.核燃料サイクルが柔軟で、特に、高速炉よりも遥かに早い核燃料増殖と核廃棄物消滅が可能な「加速器熔融塩増殖施設」を実現できる。これと、発電目的で構造単純なトリウム熔融塩炉を組み合わせ、経済的な発電・増殖・核廃棄物処理を実現させる。
四.小型化に適し、経済性高く世界展開が可能。
五.プルトニウムなどの重い元素を生成しないので、核拡散・核廃棄物問題は大きく改善できる。
六.原型の実験炉は、米国で1965-69年の4年間無事故で運転され、基本的技術は確立している。

 - エネルギー, ドクターのつれづれ。