人権?

      2017/03/24


大江戸神仙伝
学生の頃、歯学部もですが、
動物実験というのがあるわけです。
眼に麻酔するとつっついても痛くないよね、、
みたいなつまらない実験でも、
終わったら殺処分します。
ネズミ専用のギロチンがあったりしました。

日本人にとってはたとえネズミでも、
簡単に殺してしまうのにはかなり心理的な抵抗があるのですが、
医学の進歩の為にはしかたがない、、??

西欧文明というのは自分達以外のいのちを軽視して進歩してきました。

人権と言っても、自分たちだけです。
動物にはもちろん、異教徒や異民族には人権なんかありません。

だまそうが、殺そうが、差し支えなし。

新大陸(南北アメリカ)ではコロンブス以降、
先住民を5000万人虐殺して、口をぬぐって黙しています。

日本でも最近は人権とか個人情報保護だとか、
やたら騒ぐ人が出てきました。
小泉改革以降です。

見ていると、
死刑しかあり得ないんじゃない?と思うような身勝手な殺人犯だったり、
怪しげな政治家だったりするわけです。
教育現場ではモンスター・ペアレントだとか、
医療現場ではモンスター・ペイシェントなんて呼ばれる、
自分だけよければ他人はどうなってもよいと思っているクレイマーの類です。
現場でそういうのが1人でもいると、
もう現場はどうにもならないのです。
全ての仕事がストップします。
他人の迷惑です、死刑にでもしてください!

で、表題の本なんですが、
勉強になります。

江戸では殺人事件や心中事件が毎日のように起こっているかのように思っている人がいるかもしれませんが、それは時代劇の中だけの話です。
当時世界一人口の多かった100万都市江戸では、
殺人事件など1年に1回起こるかどうかの頻度です。
もし起これば芝居になって後世まで語り継がれるほどです。

もちろん殺人は死刑ですが、

10両以上の窃盗も斬首(死刑)、
10両というのは今では20万円から100万円くらいでしょうか、
現代とモノの価値が違うのでなんともいえませんが、
高額な窃盗犯の再犯はいなかったのです。

スリや詐欺などは被害額の多少に係わらず、4犯で斬首。

不倫は武士でも町人でも、誘ったほうも誘われたほうも、斬首。

江戸には悪人は居なかったので、
戸口にカギをかける必要なんかなかったのです。

今の警察官、巡査や刑事に相当する同心は江戸にはなんと26人(月番制なので常時半分の13人)しかいなかったのです。
今の東京には警察官がなんと2万人ですよ。。

江戸時代はエコ時代、なんていわれますが、
それは当たり前のことです。
自分のことしか考えていない悪人はいなかったのですから。

西欧文明というのは戦争や虐殺を通じて文明を進歩させてきました。
科学技術というのは大戦争のたびに進歩しているのは衆知の事実ですよね。
農薬や化学薬品は毒ガス製造技術、コンピュータは原爆製造技術、人工衛星はミサイル技術。。

もうそろそろ西欧文明はいいかげんにしておかないと、
人間が地球に住めなくなるところまで来てしまいました。

 - ドクターのつれづれ。