2009年8、9月分電力


ソーラー:160.6kWh、買電:110kWh トータル270.6kWhでした。
9月は晴れの日が多かったので、ソーラー発電が順調で、
ソーラー:237kWh、買電:41kWh トータル278kWh(298kWh:日数補正後)でした。
このところ270kWh/30日程度の消費電力ですので、
これ以上は電化製品を処分しなければ
これ以上の節電は困難でしょう。
処分するとすれば、食洗器:48kWh@30日などです。
節電に取り組み始めた
2007年8月の電力使用量は497kWh、
節電に取り組む前の
2006年8月の電力使用量は651kWh、
自宅(家庭部門)に関しては、
電力に関しては58%の節減を達成しています。
一般家庭で最もエネルギーを使うのは、
暖房と給湯です、これだけで60%近くを占めています。
うちでは暖房も給湯も化石燃料は使いませんので、
統計上はカウントされません。
実質75%の削減を達成していると思います。
では診療室(業務部門)に関してはどうでしょうか?
2009年8月分:1163kWh、
2007年8月分:1489kWh、
2006年8月分:1806kWh、
節電に取り組む前の2006年に比べると35.6%の節電です。
業務部門でのエネルギー節減はこれ以上は容易ではありません、
なぜなら、エネルギーは無限に使えるのが前提で、
安全・快適・便利を追求したらこうなりました、
というサービスを提供するにはこの程度の機械は必要だよ、
という設備はそのままに、
単に節電をすると言うだけでは自ずから限界があるのです。
歯科の設備の中でエネルギー消費が大きいものとしては、
エアコンプレッサー(エアー・タービン用)、
オートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)があります。
どれも必要不可欠なのですが、どうなのでしょうか?
圧搾空気を必要としない設備を導入すればエアコンプレッサーは必要なくなるかも。
オートクレーブもガス滅菌だけにすれば要らないかも。。
家庭部門と業務部門をあわせたのが、
下の図の民生部門です。
概ね全体の28%、
これを半分にできたとして-14%、
鳩山さんは-25%とか言っていますが、
どうでしょうかね?
できないとは思いませんが。。
掛け声だけではダメでしょうね、
自発的な研究努力、強力なイニシアティブが必要です。