EC33C真空管OTLアンプ ランニング・テスト中 (2)

      2017/02/26

B-Iと瞬時比較ができるように、
共にHITACHI HS-400につないで、
CPプレーヤはPIONEER DV-AX10の出力を分岐して
同じ音源で鳴らしています。

試聴CDはSACD版のグールドのゴルトベルク変奏曲、
グールドさんはうなり声で有名な方です。

でもこのうなり声、じゃなくて、
ちゃんと歌っているんです。

ちゃんと歌声に聴こえるか?
で小信号時の分解能のテストに使えます。
通常のトランジスターアンプでは途切れ途切れの雑音にしか聴こえません。

B-IもEC33C OTLもちゃんと歌声が聴こえます。

瞬時比較するとB-I独特の狭帯域感が聴こえます。
でもこれはこれで不満はないのです。
これはプリアンプをYAMAH C-Iにすると改善するので、
B-I内蔵のプリアンプというかランブルフィルターの音質の問題かもしれません。

カチッとしたダイナミックな音でつい引き込まれてしまいます。

EC33C OTLの方は狭帯域感はありませんが、
軽い音というか低域が薄い音です。

たぶん、パワー段の電源の時定数の問題でしょう。
フィルターキャパシターの容量は
450V10000μFが2個、合計20000μFしかありません。
B-Iは合計60000μFもあります。
電源トランスの直流抵抗もB-Iの方が低いと思います。
160V22000μFくらいのキャパシターが入手できたら交換してみるつもり。

といってもそんなに気になる程ではありません。
両者共小さな音が良く聴こえるので、
小音量で鳴らしても不満はありません。

ハットオーディオラボ製の6C33C-B p-p用の出力トランスを入手したので
1次側P1~+B間、2次側0~8Ω間で聴いてみました。

IMG_2133-26-1.JPG

お、うなり声がもっと鮮明に歌に聞こえます。
結構上手です。
パワー管の動作が楽になるのでしょう、
のびのび感が出てきます。

電圧利得は下がるので、NFBを減らすか、プリアンプが必要になりますが、
出力も90Wと3倍になります。

でも、トランスの音?が聴こえます。
ふんわり系の音です。
これはこれで良いかもしれません。

 - オーディオ, ドクターのつれづれ。