唐揚げ。 (1)

      2017/02/26

昨夜は鶏の唐揚げを作りました。子供らの好物です。
小麦粉と片栗粉を半々くらいにして、うす~くまぶした奴です。
下味は酒、塩、コショウに、にんにく、生姜、オイスターソースなど。

幼稚園の頃、遠足に鶏の唐揚げを持って行ったら
『まぁ~、珍しいお料理。』ということになって
なぜか園長先生に、一切れさしあげることになった。

なんてお話、信じられますか?
ほんのちょっと(←無理ですかね?)前です。私の話。
まぁ、ド田舎のことではありますが。

それでも揚げ物や肉料理は、
今ほど一般的ではなかったように思います。

この30年ほどで私たちの食事は随分変わりましたよね。

簡単にいえば”欧米化した”という奴です。

メニューだけではなく、質も変わりました。
ちょっと前のTVコマーシャルでも、この10年程で
日本の冷凍食品の消費量が何倍かになってる、
というのがありました。
だからおっきな冷蔵庫を買いましょう!とかいうオチに
目が点々。(・_・;)そうですかぁ??って。

人は、『食べたもので出来ている』わけですから
自分や家族の口に何を入れるか、というのは非常に重要なことです。
子供らが乳児の頃は、この子は私の母乳で出来ているんだぁと思うと
実に愛しく感ぜられたものでしたよ、
随分小生意気になっちゃってますけれど。

だけど現実は食事ばかりに手間ひまかけてもいられなくって
つい、安易なほうへと流されていってしまうわけですが。

近頃話題の悪者、トランス脂肪酸の記事を新聞で見かけて
思ったつれづれでした。

★トランス脂肪酸★

日本マーガリン工業会のHPから。
『2006(平成18)年1月1日以降、食品の栄養成分表示欄に
飽和脂肪酸、コレステロール に加えてトランス酸の含有量も明記することが
義務付けられました (米国連邦政府保健福祉省食品医薬品局(HHS FDA)の
2003年7月11日付け規則)。』

平均的な日本人よりもはるかに多くの油脂を摂る欧米では随分前から
規制や制限の対象となっている成分です。
マーガリンやショートニング、或いはファストフードなどで商業的に使われる
油脂類が槍玉にあがっています。
アメリカではマクドナルドが油脂の切り替えが遅かった咎で
賠償金を支払うことになった(誰に?)という記事も見かけました。

槍玉の矛先は
1、悪玉コレステロールを増加させ、心臓病のリスクが高まる。
2、ぜんそく、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎を引き起こす不安がある。
3、トランス脂肪酸をたくさんとるお年寄りはボケやすい。
米国シカゴ近郊に住む65歳以上の住民8500人を、長期間追跡した
「CHAP」(Chicago Health and Aging Projects)研究の結果。
米国神経学会が発行する学術誌、Neurology誌2004年5月11日号に発表された。
というところ。

今のところ一般的な日本人の油の摂取量で行けば心配ないんじゃないの?
という意見もあるようですが
人種によってショ糖耐性に差があったりするように
油脂成分への耐性に差があってもおかしくないですし、
そうでなくても、摂取量自体がすぐに追いつきかねない気がします。きっと。

 - 食べること, ドクターのつれづれ。