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プルサーマル住民投票署名結果

2017/03/24
 
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平成18年12月13日付けの某地元新聞によると、
「玄海原発のプルサーマル計画、県民投票条例の制定に向けて」
という見出しで、県内で直接請求に必要な約14000筆(有権者の1/50)を大きく越える
53191人分の署名が集まったとされ、当地方だけでも県内自治体最大の16161人分の
署名が集まったとしている。ちなみに玄海町では49筆。
これで知事は20日以内に県議会を召集し、可決されれば住民投票が行われる。
署名に御協力いただきました皆様、ありがとうございました。

でも、まだ住民投票が決まったわけではありません。

某県議によれば、議会内でプルサーマル計画を推進しているのは、
議長、自民党県連会長など、長老5名ということで、
自民党の若手議員の中にも「知事のプルサーマル計画受け入れ表明は拙速すぎる」との慎重論も多いという。
さて、どうなりますか・・・

また同日の同新聞では、
「ヨウ素剤の学校配布、○○総務部長が今後検討と回答」とあったり、
「九電玄海原発2号機の検査で、燃料集合体から漏洩」と、
いろいろと考えざるを得ない関連記事が載っていました。

ヨウ素剤を学校に置くくらいでは、実際の重大事故時には全く間に合わないでしょう。
当地には事故後15分で放射性物質が降り注ぎます。
最低でも「一家に一瓶」が必要です。
それどころか、ヨウ素剤を飲んでも遅すぎるかもしれません。
もちろん逃げる時間もありません。
逃げるとすれば、風向きと直角方向、当地からだと佐賀、熊本方面ですが、
車は渋滞で使えません。で、バイクですか、、、(^^ゞ
しかし逃げるのは事実上不可能だと思います。
逃げるのは諦めて、
放射能が薄まるまでの間篭城できるように、
最低2週間分の食料、水の備蓄、
窓の目張りのためのガムテープなど、
最低限の準備が必要でしょう。
いざとなったら国も自治体も全くあてにはできません。
病気と同じ、「自分の体は自分で守る」しかありません。
もし致死量の放射性物質を吸い込んだら、
あの暗殺されたと言われる元KGBの諜報部員のように
頭髪は抜け落ち、多臓器不全で苦しみ抜いて、死にます。
被爆の治療法はありません。

国が核燃料サイクルで目指している、
MOX燃料を使う「高速(中性子を使う核燃料)増殖炉」では、
漏洩事故は許されません。
金属ナトリウムと水が細管の壁1枚で隔てられているだけですので、
漏洩、即大爆発です。(金属ナトリウムは中性子の減速作用がない冷却材なのでどうしても必要)
高速増殖炉は理論的にはともかく、実際の発電所としての商業的運用は無理です。
軍事的運用なら、発電するための水は要らないので、まだ安全です。

六ヶ所村でのMOX燃料の生産が始まったそうです。
(まだ新聞報道はされていないものの、さっそく被爆事故があったとか)
MOX燃料は高速中性子を出して、ウラニウム238(核分裂物質ではない)を
プルトニウム239(核分裂物質)に変える時に必要なものです。
軽水炉(普通の原発)で燃やしても、
危険なだけで、それに見合う経済的意味はありません。
(軽水「普通の水」が中性子の減速材なので、プルトニウム239は作れない)

国に核兵器を持つ野心がないのなら、
プルサーマルをごり押しする理由はないはずです。

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