自然エネルギー

      2017/03/21

というと環境に優しいとか、持続可能だとか思われるかもしれませんが、
実際に自分で運用してみると
実はとても厳しい。
というのは、自然エネルギーというのはお天気まかせだからだ。

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これはPVモジュール(太陽電池)から電線を引いてきて、
バッテリーに充電するためのコントローラを介してバッテリーにつなぎ、
バッテリーに溜めた電気を通常の電化製品で使いやすくするためのDC/ACインバータです。

これはハードウェアなんですが、
これがあれば、いくらでも好きなように電気が使えるかというとそうではない。
バッテリーの容量の何%まで使うかにもよりますが、
お天気が悪くて発電しない時は、
せいぜい2日分の電気しか溜めることはできない。

つまり3日後のお天気がまた悪ければ、
2日目は電気は使えないということです。

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これは各部屋に電気を配分する分電盤ですが。
お天気が悪くソーラーが使えない時は通常の商用電源に切り替えるしかない。
もしくは電気無しで過ごすしかない。
そういうことをする設備です。

したがって、2日目ともなると明日のお天気が気になるわけです。
ところが、天気予報が当たらない。
ほんとにムカつくほど当たらない、
「明日、晴れる確率は70%」とか言われても、
確率の問題ではないわけです。
明日の日照時間が3時間以上ないと困る、それだけなのです。

よくこの配電盤をマイコンで自動制御すれば面倒がなくていいんじゃない?と言われるんですが、
そうはいかないのです。
明日のお天気すら100%の確率で当てることはできないんですから、、

つまり、不確実な天気予報の結果をマイコンの制御プログラムにインプットすることはできないのです、

というわけで自然エネルギーシステムには制御用のソフトウェアはありません。
完全手動です^^
明日のことでさえ未来のことが予測できない以上、
自然エネルギーで高度情報化、、ということは原理的に無理なのです。

高度情報化というのはエネルギー供給能力が無限大(に近い)、
もしくは、小規模でも安定しているというのが前提で、
いざ自然エネルギーだけで現在の高度情報システムを運用しようというのは、
まあ、ほとんど無理です。
機械まかせにしていると、知らない間にシステムダウンしています^^;

いざそうなったら、どうしますかね・・・?

 - エネルギー, ドクターのつれづれ。