お餅。 (4)

      2017/02/26

あけまして おめでとうございます。

ゆっくりめの新年の御挨拶となりました。
当院は本日から通常通りの診療が始まります。

このお正月を皆様、どのように過ごされましたでしょうか?
私の関心は専ら食べることへと向かってしまうのですが
子供の頃と比べるとお餅を食べなくなったなぁ、、と感じます。

私は、四角い切り餅文化圏で育ちましたので
学生時分、九州で、初めて丸餅を見たときには
『どうやって食べるの?』という感じでした。
だって、海苔が巻けないじゃありませんか!(笑

焼いたお餅に砂糖醤油をつけて、海苔を巻いて、
もう一度軽く焼く。絶対に四角い方が馴染みます。

でもまぁ、丸餅でこれをするのにも随分慣れました。

私が育った辺りでは砂糖醤油に海苔という食べ方は
お餅の食べ方の正統ではなくて、
本当は写真のような胡麻や胡桃のペーストでいただきます。

各家庭でレシピは微妙にというか、かなり違います。
私の祖母は胡麻は黒胡麻、鰹だし、お砂糖に塩少々で作っていました。
胡桃のほうは、胡麻が胡桃に変わっただけでほぼ同じレシピで
胡麻も、胡桃もミキサーにかけて、とても滑らかに仕上げていました。

遊びに行ったお友だちのお家で出された胡桃にお味噌が入っていて
しかも粗い粒々が入っていてびっくりした記憶があります。

うちでは、胡麻は練り胡麻として製品化されたものを使っていましたが
(練り胡麻をさらにミキサーにかけていたのです。)
胡桃のほうが大仕事。
殻付きの胡桃を金槌で割るところからスタートです。
大きなボールに2、3杯ほどもある二つ割の胡桃を千枚通しで穿っていきます。
私たち、冬休みに入っている子供らが総動員されていました。

横からつまみ食いをする輩があったりして、なかなか目標の量にならなかったり。
胡桃剥きの横では大人がお餅切り。
何升分あったのか分かりませんが、お餅屋さんから配達された
何枚かの大きなのし餅を切り分けていくのですが
おじいちゃんとおばあちゃんでは切りたい大きさが違うんですよ。

毎年、ちょっとした紛争があったりして、、、。

私は今、専ら生協で注文するお餅を利用していますが
丸餅は大きさが決まった状態で届くので平和的ですね。

お家で、餅つき機なんかで作っちゃうと
やはり大きさに絡んだ争議があったりするのでしょうか?(笑

因みに私はおじいちゃん子でしたが、お餅切りの時は
微妙に何気なく、やや小ぶりに切るおばあちゃんの側にいたかもしれません。

だって、小さく切ったほうがクリスピーな焼き目が
たくさん食べられるから。

皆さんは、大きめ、小さめ、どんなお餅を召し上がられましたか?

本年もどうぞ宜しく お願いいたします。

 - 食べること, ドクターのつれづれ。