歯科医院長mabo400のブログ

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HS-400の定電流駆動その3 (2)

2017/02/26
 
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ということで、前回のつづきです。
このプロジェクトが終わるまで、マニアックな話題で申し訳ないです。
自分にプレッシャーを掛けないと、なんにも先に進まないですから。。
http://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/201002220000/


BEHRINGER ベリンガー DCX2496 24‐bit/96kHz チャンネル・ディバイダー(クロスオーバー)
ベーリンガーのデジタル・チャンネル・デバイダーDCX2496の音が悪いわけは、
アナログ出力のローパス・フィルターにオペアンプ4580を使っているからだ。

しかし、このオペアンプは8ピンSSOPというフラットな小型のICで、
両面スルーホール基盤に実装されているので、
回路解析も改造も困難です。
改造は諦めて、DAC(デジタル・アナログ・コンバーター)以降を自作することに決めていましたが、

前回はDCX2496にS/PDIF出力(ふつうのデジタル出力)端子を増設することにしていました。
しかし、どうせ自分だけしか使わないので、S/PDIFは使わないことにしました。
面倒だしお金もかかる、その割には報われない。。
S/PDIFはPLL技術を使って送り出し側の信号に受ける側の基準信号を同期させるので、
出力信号がふらつけば、受ける方の基準信号もふらつきます。
原理的に低ジッター(位相雑音)化が困難なのです。
実際にいろいろやってみても、S/PDIFを使わず、直結の方が音が良いのです。

CDプレーヤなどのデジタル/アナログ信号変換で遊んでいると、
デジタルはON/OFF、0/1しかないので、
変換時の曖昧さはないものと思われるかもしれませんが、とんでもない。
ジッター(位相雑音)と呼ばれるデジタル信号の横揺れ(fs±α)のαがアナログにも変換されるし、
基準クロックに含まれていれば、アナログからデジタルへの変換タイミングの誤差となって
最後までつきまとう。

実はアナログとデジタルの境界というのは、
皆さんが単純に思われる程は明確ではないのだ。

さて直結となると、BCK、LRCK、SDATAの3本線での出力が必要になります。
今回は安直に9ピンのD-SUBケーブルを使い、BCK、LRCK、の他にSDATAが3組(ステレオ3Way対応だから)、
グランドを合わせて、6本のケーブルをDCX2496の本体から外部に引き出すことにして、
今日はその作業をしました。

一番神経を使ったのが、DACの入力から先の3種類の信号を分岐するために、
ケーブルをハンダ付けするところでした。
DACのAK4393VFは28ピンのVSOP(お酒ではない、SSOPの半分程しかない大きさ)、ピン幅が0.22mm、ピン間隔は0.65mm、ケーブルの直径は0.26mmと非常に小さく、人間技でハンダ付けのできるぎりぎりの大きさです。
IMG_2405-4.JPG

なんとかクリアして、9ピンのD-SUBコネクターの後ろに74HC14というシュミット・トリガー・インバータというIC
で先程のデジタル信号を受けて送り出す回路をコネクターのピンに直接組み込みました。
このICはDIPなので、空中配線でも楽勝です。D-SUBコネクターはあらかじめケースに穴を開けて取り付けておきます。
IMG_2403-4.JPG

慎重にハンダが隣のピンに接触していないか確認後、
電源を入れ、オシロスコープで信号をチェックしてOK!
IMG_3054-4.JPG

基準信号を作っている水晶発振子も安物なので、
ヤフオクでゲットしておいたOCXO(恒温槽入り)に交換しようと思っていましたが、
両面スルーホール基盤が解析できずにあっさり断念しました^^

基盤や電源トランスはアルミの板に取り付け、φ6mm、長さ90mmのネジで足を作り、
半透明のCD収納ケースに収める予定。
IMG_3058-4.JPG
超手抜き、、静電シールドもあったもんではないのですが、
たぶん問題ないでしょう。。^^

音が良さそうなら、ちゃんとした金属ケースに収めます。
金属ケースはお高いし、穴開けなどの加工がしんどい。。

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