牡蠣02。

      2017/02/26

牡蠣の記事へのお返事を書こうとしたら、長くなりすぎちゃったので
引っ越してきました。

増本 真由美さん
>牡蠣がどのような味なのか忘れてしまいました。
—–
私は子供の頃、牡蠣が苦手で完全に加熱された牡蠣フライだけ
しかもとんかつソースをたっぷりつけて何の味だか分からなく
したものだけ食べることが出来ました。
母が好き嫌いを許さないタイプだったので必死で食べていました。
本当にあたってしまわれる方には申し訳ないですが、
はっきりアレルギーでもあれば楽だったかな、とか思ったりします。(笑

昨年末は未曾有のノロウィルス大流行だったので(まだ続いているようですか?)
牡蠣の話題はどうしようかな、、とも思ったのです。

けれども、この大流行の殆んどは
『人(間接的なものもありますが)から人』への感染症で
(今期に限らず、冬の保育園・幼稚園では毎年小流行ありますよね、
もちろん子供らは生牡蠣とか食べてない。)

今期、本当に牡蠣で当たった人はいないかも?ということのようです。

ノロウィルスはヒトとチンパンジーの腸管の中でだけ
増えることができるという面白いウィルスですが
海水がウィルスで汚染されている時、
一日に数百リットルから1トン近い海水をろ過して
その中のプランクトンを捕食している牡蠣を代表とする
二枚貝がその中腸管にウィルスを蓄え、感染源となりえます。
とはいうものの、農林水産省のHPによれば
生食用として出荷される養殖牡蠣についてはノロウィルス対策指針等に基づき
検査の結果が陽性であれば生食用として出荷されない
とのことなので、
生食用の養殖の牡蠣を加熱して食べるというのが
差しさわりのないところかしら、と思います。
出所の確かなものを選んで、しっかり加熱!
でも、半生も美味しい。^^;

ちなみに、食品の中心温度85度で1分間以上の加熱で
ウィルスの感染性は無くなるとされているようですので
心配な時にはよく火を通して、ということですね。

集団食中毒については、大量調理のどの過程で
ウィルスによる汚染が起こるのかといった問題があって
食品の調理ライン、設備、人員にわたって管理、注意が必要でしょう。
これは、事業者と保健行政にお任せするしかないところです。

危ない時期はお家でご飯、でしょうか?

 - 食べること, ドクターのつれづれ。