炭火から。 (5)

      2017/03/24

今年は史上空前の暖冬で、東北地方に積雪が無い!
(東北地方は根雪で道路は冬の間アイスバーンになるのだが)、
ニューヨークでは22℃とこの季節考えられない高温!
(普段は零下になるのは当たり前)、
と欧米でも異常な暖冬となっています。

そして近年は大竜巻の発生、巨大な台風やハリケーンの被害が多発しています。
大ハリケーンによるジャズの町ニューオリンズの壊滅。
北海道の竜巻による9人の死亡。
宮崎の延岡市でも竜巻による被害が出ています。
佐賀平野でも
稲作の塩害による被害(作柄40%)は記憶に新しいですね。

地球規模の異常気象は、いつ世界規模の食糧危機を起こしても
おかしくない状況と言えるでしょう。

また、世界人口は65億を超え、年間8000万づつ増えています。
2050年には90億を超えるとの予想が出ています。
この面からも食糧危機は現実の問題となっており、

食料自給率が半分に満たないわが国は、
非常に危ない綱渡りをしていると言ってもよいでしょう。
世界の食料生産地帯が異常気象でやられると、
札束を積んでも、輸入できる食料がない、、ということになります。

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では、現実問題として、どうしたらいいの?って言うことですが、、、

今の仕事を止めて、農業しましょう!・・・
といっても、土地も無い素人には、むずかしいですよね。
農家の方に話を聞いても、なかなか現金収入にならないので、
兼業でやっていくしかないとか、
そういう話になってきます。

いきなり、、というのは無理としても、
いつ来るかわからない食糧危機の対策は考えておかないと。
家庭菜園、プランター農園?程度でも
しておいたほうがよいのでしょうね。

本格的な対策というと、社会全体のシステムの問題、
考えを広げると、金融や為替を介した世界との関係の問題になってしまいます。
今はそこまで話を広げるわけにもいきませんので、
この私たちの自治体単位での対策とということになります。

また、私たちの住んでいる身近なこの地域がうまくいくようになれば、
それは日本中、世界中に広げていくことは可能なんですから。

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そのお手本が日本の過去にありました。
「昭和30年代」です。
東京オリンピックが昭和39年、その頃までです。
大阪万博は昭和45年、それ以前ということです。

そのころは生まれていないので、知らないという方には、
アニメを見てください。

宮崎駿監督「となりのトトロ」「千と千尋の神隠し」、
押井守他「クレヨンしんちゃん、嵐を呼ぶ、モーレツ!オトナ帝国の逆襲」

などが参考になります。

昭和30年代は、去年最後のブログの明治43年の西小の写真、
まではいきませんが、建物も少なくすっきりした感じでした。

化石燃料の消費も、先進国では今の1/3にしないと、
地球温暖化を止めることはできないらしいので、
偶然ですが「昭和30年代」はちょうどよいのかもしれません。

当時、幼児~少年だった僕には、
戦争があったとか、
水や食べ物に不自由していたとか、そういう記憶はありませんし、
けっこう毎日がワクワクと楽しかったことを思い出します。

この頃の地域経済というのは、
その地域で自給自足していたということなんですね。
食料も燃料もです。もちろん仕事もです。

当時は料理や風呂を沸かすのに薪炭(しんたん)を使っていたのです。
というか、昭和30年代は燃料が薪炭、石炭、練炭、灯油、ガスと変わっていった
過渡期だったのです。

で、今回のお題が炭火ということになりました。
炭火でお餅を焼くというのはオツナモノです。
中までアツアツで、ガスや電気よりおいしいような気がします。

薪炭は燃やせばCO2は出ますが、
もともと大気中にあったCO2を植物が取り込んだものですから、

プラスマイナス・ゼロなんですね。

こんなエネルギーをバイオエネルギーっていうんでしたっけ(?)
そういえば、「バイオエタノール」という代替ガソリンが今話題になっています。

実は「しちりん」や「ふろがま」というのは今でも売っているのですね。
「しちりん」はナ○コにあったので、買ってみました。
室内で使うときは、CO中毒にお気をつけください。

「ふろがま」は次回のネタとしてご紹介いたします。

 - ドクターのつれづれ。