歯科医院長mabo400のブログ

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HS-400の定電流駆動その10 (2)

2017/02/26
 
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2010-03-29 13:04:58

デジタルIC回路の実用設計法

デジタル回路というのは実は簡単で、ぼくも上記のような適当な教科書をしこしこ読んで、
後は実践あるのみ、、でした。
基本的には、1か0、ONかOFFの世界ですから、
理解するだけなら難しくはありません。

それに比べるとアナログ回路は難しいです。
はっきり言って奥が深すぎて、理解すらできないことがたくさんあります。

まあ、とりあえずクリアすべき目の前の壁は、
I2SフォーマットをMSBファースト・フォーマットに変換するということなのですが、
それは上野式DACがMSBファースト前提で設計されているからです。

IMG_3318-29.JPG
元図は16bitの上野式DACで鉛筆の書き込みは24bitのそれです。

MSBというのは2進数列の上位ビットのことで、
反対はLSBです。
http://www.geocities.co.jp/Hollywood/6872/note/lsbmsb.html

IMG_3320-29.JPG
上の図がMSBファースト、下の図がI2S(あいあいえす)のタイミング・チャート。
要するに、今回は下の図を上の図にするということです。

ところで、LRCKというのは左右クロック、BICKはビットクロック、SDATAは信号データのことです。

ここで、LRCKは1fs(サンプリング周波数の1倍:つまり、サンプリング周波数そのもの)、
DCX2496ではサンプリング周波数は96kHz固定のようです。

BICKは64fs:96kHz×64=6.144MHzです。

下の図を上の図にする一番簡単な方法は
LRCKを1 BICKだけ遅らせ、さらにLRCKの1、0を反転させる方法です。

又はSDATAを31 BICK遅らせる方法です。
信号を1 BICK進ませることはできないからです(タイムマシンはないから^^)。

後者をするのなら、上野式DACの不十分な点、
つまり、左右のデータ変換タイミングが1/2fsずれていることを補正したくなります。
でも、左用にSDATAを62 BICK遅らせたものも作らないといけないし・・31 BICKの倍の回路が必要だ^^

まあ、可聴帯域上限の20kHzでは1/5波長ほど、左右の信号に位相差が生じたとしても、
たぶん、聴感上は全く判らないと思います・・とか自分を納得させたりして^^

また上野式DACはHS-400の定電流マルチ駆動用に作っていますので、
デジタル信号は2系統あります。
つまり2組。
しかも左右別、
2×(1+2)=6倍(以上)も前者に比べて後者は回路規模が大きくなります。

ということで、PLDを使えない原始人としましては、
後者はあっさり断念することにして、
前者:LRCKを1 BICK遅らせ、反転させる回路だけを付加することにします。。^^

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