ふろがま (6)

      2017/03/24

昭和30年代はどこのご家庭でもフロガマは「焚き物風呂」でした。
実は今でも根強い人気があって、今でもこれは作られているのです。
「まるZさん」のお父さんは今でも作られているそうですので、
どういうお仕事をされているのか、興味深々。
いつか取材に伺いたいと思います。

さて、どこに人気があるかというと、
からだが芯からよく「温まる」そうです。
電気やガス風呂はすぐ冷えるので、だめだ!そうです。
電気やガスで温めたお湯は冷める一方で、
人が入ると急激に冷めます。
焚き物風呂はお湯が沸いた後も、
残り火があるので、人が入って冷めた分の熱を補給するのではないでしょうか。
冷え性の方には最適ですね、、

フロガマはこれに限るというウチに来られているクライアントのIさん(患者さんではありません)がいらっしゃいますので、
取材させていただきました。

画像のフロガマの壁は二重になっており、
その壁の中には、細い管がくねくねと納められているそうです。
中で焚き物を燃やすと、細い管のなかの水が温まるという仕組みです。
最新型はかなり熱変換効率も昔に比べるとよくなっているようです。

何を焚くかと言えば、このお宅の場合はきれいに切りそろえられた木です。
(几帳面な方なのです)
しかし裏山の枯れ枝や落ち葉でもよいし、工事現場の端材でもいいわけです。
まあ、燃えるものならなんでもOKということです。
このような、CO2が出ても植物由来でCO2プラスマイナス・ゼロの燃料を「バイオマス」というらしいですね。温暖化防止の観点からも、この「焚き物風呂」導入してもいいかも?
夏はこれだけで充分フロは沸くそうで、冬はこの後石炭を2個ばかり放り込むこともあるそうです。

蛇口をひねればお湯が出てくる生活になれてしまうと、
「焚き物風呂」は面倒と考えらる方は多いと思いますが、
それでも「体が芯からよく温まる焚き物風呂」は、
止めることはできないという方は結構いらっしゃるようです。

僕の家でも昭和40年代初めまではこの風呂で、
子供の頃は「風呂焚き係り」をしていました。
子供のお手伝いを通した教育にもなります。
当時はさして面倒と思っていませんでした・・
火を焚くのは結構難しいですし、おもしろい経験だったことを思い出します。
でも、空焚きして壊してしまったのは僕だったかも。
それ以来、ガス風呂になってしまいました。
昭和43年頃のこと・・・

ちなみに写真のフロガマは広島にあるメーカー「ダイヤモンド工業株式会社(082-271-1133)」製です。

#実用になる太陽光発電機を自作してみようと、部品をネットで物色しているところです。近日公開予定。

 - ドクターのつれづれ。