節分。

      2017/02/26

先週の土曜日は2月3日節分でしたね。
ブログをご覧の皆様のお宅では豆まきはされましたでしょうか?

子供の頃、テレビのニュースでその年の年男や芸能人が
各地の有名神社で豆撒きをした、という画像を見るたびに
不思議に思っていました。

『なんか、豆が小さい、、、?』

私は実は関ヶ原のずっと向こうの岩手県の出身です。
関ヶ原の向こうには、切り餅以外にも九州人には不思議なことが
いろいろあるようです。
院長は『そんなの、ありえない!!』といいますが
私の豆まきは”落花生”です。

そこでちょっと調べてみました。
豆まきで落花生を使うというのはそれほど昔からではなく
昭和30年代ごろ、北海道から始まった、、らしいです。
「豆まき」の豆に炒った大豆ではなく、「殻つきの落花生」を使うのは
北海道=81.8%、東北=78.4%、信越=78.6%なんだとか。
(アサヒビール毎週アンケート【第70回】アンケート結果:2005年1月26日~2月1日)による。
http://www.asahibeer.co.jp/aboutus/research/culture/weekly_q/200502/00070.html

私はこの東北78.4%に含まれるわけですが、
岩手はもう少し多いんじゃないかなぁ、、という印象です。

ところで、豆まきやら、落花生やらで検索していると
ある小児科の先生が節分を『一年で一番危ない日』と評しておられる
サイトを見つけました。アレルギーがご専門の先生です。

理由は、
●ピーナッツは、意識喪失、呼吸器困難などのアナフィラキシーショック
を起こしやすい食物。
(もちろんナッツ類にアレルギーがあるという方が食された場合に、です。
誰でもなるわけではありません。)
●ピーナッツは、1~5歳ごろの気道異物(いわゆる、喉に詰まらせた状態)
の原因のトップ。

お菓子やアイスクリームの原材料の表示欄に
「ピーナッツを含む製品と共通の設備で製造しています」
という言葉を見かけたことはありませんか?

平成14年4月に食品衛生法関連法令が改正され、
アレルギーを起こしやすい物質については、
加工食品に表示する決まりとなり、
特にアレルギーを起こしやすい24品目(現在25品目)について
表示されるようになりました。

必ず表示される「特定原材料」5品目のひとつがピーナッツです。
ちなみにこの5品目とは卵、乳、小麦、そば、ピーナッツ(落花生)です。

とはいうものの、私がアメリカではピーナッツのアレルギーで
死者が出ている、という話を初めてテレビのドキュメンタリー番組で
見かけたのは高校生くらいだった気がしますから
日本でのピーナッツのアレルギー原性の周知は、かなりのんびりして
いるのかなという印象があります。

落花生の豆撒きは、ナッツ類にアレルギーのないことを確認している家族単位で
子供が6歳以上の場合に限って行う、、、。のが無難なようですね。

ちなみにこの小児科の先生のサイトはアレルギーのある方たちの間では
かなり有名なもののようです。ご参考までに。

アレルギーっ子の生活 角田和彦
http://homepage2.nifty.com/smark/hyoushi.htm

豆まきは殻付き落花生?大豆?
http://homepage2.nifty.com/smark/peanat.htm

 - 食べること, ドクターのつれづれ。