独楽。

      2017/03/24

こま1

今回の画像、何だと思われますか?
製作途中の「からつ独楽」なんです。
色が付いていないのですが、お分かりになられました?
最終的には上面がお皿のように窪みます。

ウチにも定期的にクリーニングに来られている隈本さんは
お爺さんの時代から当地で独楽職人をされている3代目です。

材料はマテ(ドングリ)の木。
製材、木工旋盤での加工から彩色まで
全ての工程を1人でされるそうです。
年間1万個作られるとか!

せんばん

工房は市内からちょっと離れた山あいにあります。
独りで仕事をされるとお聞きしていたので、
その工房の広さに驚きました。
木工旋盤が10台以上並んでいます。
一番古いのが昭和17年にやはり独楽職人だったお爺さんが八女市から、
材料の採れる当地に引っ越して来られたときに
いっしょに持って来られたもので、今でも現役だそうです。

こま2

でも最近の子供たちは、独楽を回せない(らしい)。
僕たちの子供の頃は正月の頃だけに限らず、
「てっつけごま」(芯をヤスリなどで尖らして、相手の独楽にぶつけて割って競う)
をして遊んでいました。
わくわく、、楽しかったものです。

工房直販、工房見学、製作体験、出張こま回し指導(団体さん向け)なども大歓迎だそうです。
要予約 隈本木工所(0955-78-2772)

#環境・エネルギー・食料問題を視野におくと、
隈本さんのように自営で地元に根をおろして暮らしていけるのが、理想です。
グローバリズムでは地球環境は破壊され、人々の身も心も壊れてしまい、だれも幸せになれないからです。
K南高校のインターンシップの発表会に行ってきました。この体験学習を通じて生徒さんたちは大きく成長されたのだなと思いました。
そして職業体験を通して結果的にせよ、生徒さんたちが地元志向になるというのは良いことだと思いました。生まれ育った地元で暮らしていくことが、一番幸せなことです。
目先の利益に囚われず生きていくことが。

 - ドクターのつれづれ。